BMWと、走りと、力学と 335i ドライビング分析
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:菊池 貴之
過去にこの特性に心酔て335iクーペに乗っていたことがあるので熱く語ってしまったが、同時に試乗した335iカブリオレの乗り味を含めて、マイナーチェンジの内容に触れておこう。
まずお伝えすべきは、クーペとカブリオレ共に変更内容は同じということ。M3のV8エンジンと同等の最大トルク400Nmを発生する3リッター直列6気筒のパラレルツインターボエンジンに変更はなく、組み合わされるトランスミッションがDCTになっている。これによりアクセル操作に対するレスポンスが向上しており、さらには伝達効率が高まり燃費性能で0.2km/L、0-100km/h速で0.3秒の短縮を実現している。
乗り味に関しては、共に乗り心地が良くなっている感覚を受けたが、足回りに変更はないとのこと。そしてここで改めて強調すべきは、クーペとカブリオレはパワートレーンや基本プラットフォームが共通だが、その乗り味は大きく違うということだ。具体的には、クーペの走りは前述してきたようなレスポンスなどを含め鋭さがあるのだが、カブリオレはそれほど鋭くない。スチール製のハードトップルーフのオープン形式を採用した重量増が関係していると思えるが、足回りのストロークが豊富で、どちらかと言えば穏やかな特性を持っている。それは連続するカーブでラフにハンドルを切り返すと、グラッと車体が大きく傾くときもあるという具合だ。
だが、これは全て狙って造り上げた乗り味の差別化。と言うのも以前メーカーの方に、なぜカブリオレは穏やかな乗り味になっているのか質問したところ「うちはクーペをラインナップに持っているので、ライバル勢のようにクーペカブリオレにする必要が無かったのです」と言っていた。
言いかえれば、クーペは気持ち良い走りを、カブリオレはオープンエアーの気持ち良さとプレミアム性をそれぞれ追求して造り上げたので、乗り味も異なるテイストになったというわけだ。
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