新型レクサス「NX」。「250」でも十分だが好バランスなのは「350h」、欧州の強豪SUVより100~200万はお手頃なはず
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 243
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 243
レクサス「NX」は、欧州ではDセグメントと呼ばれているクラスに属する人気の中型SUV。2014年に発売された初代が長きにわたって愛されていましたが、2021年10月、ついに2代目のNXが登場しました。
>>【カタログ】レクサス NXのおすすめグレードとユーザー評価を見てみる
新型が採用する車台は、「GA-Kプラットフォーム」という新世代のそれをさらに補強した改良型GA-K。ボディサイズは全長4660mm×全幅1865mm×全高1660mmで、従来型と比べて全長と全幅はそれぞれ20mmずつ長く・広くなり、全高は5mm高くなっています。
エクステリアデザインは、フロントのグリル面を直立させることでカタマリ感が強調されるとともに、リアのオーバーハングを切り詰めることで軽快感を演出。L字型のデイタイムランニングライトを際立たせたヘッドランプや、左右を一文字につなげたリアコンビランプは、まさに最新のトレンドにのっとったデザインといえるでしょう。
一方のインテリアは、左右非対称型のセンターコンソールや、ドライバーに向けて角度がつけられた大型14インチタッチディスプレイなどが特徴的。またステアリングホイール上のタッチセンサーとヘッドアップディスプレイは高度に連携されていて、運転に集中したまま各機能の制御ができるようになっています。
そして新型レクサス NXは「最新のコネクテッド機能」もセリングポイントのひとつ。マルチメディアのメインシステムやBluetoothの適合などは無線通信を介してアップデート可能で、交通情報や駐車場の空き状況をクラウド上の地図情報から取得できるナビゲーションシステムも備わっています。
新型レクサス NXに用意されるパワーユニットはハイブリッドと純ガソリンエンジンがそれぞれ2種類ずつの計4種類。レクサス車としては初めてプラグインハイブリッド(PHEV)が設定されたことも話題となっています。
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