【ど真ん中のライバルは不在!】新型スイフトとライバル3車を比べてわかる絶妙のコスパ設定
掲載 carview! 文:山本 晋也 33
掲載 carview! 文:山本 晋也 33
スズキのコンパクトカー「スイフト」がフルモデルチェンジを果たしました。
トピックはスイフトらしさと新しさをバランスさせたルックスや、3気筒エンジンを新開発してきたこと。パワートレインは新エンジンとISGを組み合わせたマイルドハイブリッドが中心で、スズキの国内向けモデルとしては初めて「マイルドハイブリッド+5MT」を設定したことも話題です。
ライバルとなる国産各社のコンパクトカーは「トヨタ ヤリス」「ホンダフィット」「日産 ノート」などですが、価格と性能のバランス、インフォテイメントや先進運転支援システムなどの装備を見比べると「実は直接的なライバルは存在しないのでは?」という意見もあるようです。
はたしてスイフトのライバルは不在なのでしょうか。最上級グレード「ハイブリッド MZ」のFF車をサンプルに、価格と燃費、先進運転支援システムに着目して比べてみることにします。
<スイフト ハイブリッドMZ(FF)>
●価格|216万7000円
●WLTCモード燃費|24.5km/L
●主な標準装備|
・オートホールド付き電動パーキングブレーキ
・全車速追従ACC(停止保持機能付き)
・9インチディスプレイオーディオ
少なくともスイフトの最上級グレードはとくにオプションを追加しなくても、コンパクトカーとしては十分なインフォテイメント機能や先進運転支援システムを搭載しています。
>>新型スイフトってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
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では、国産コンパクトカーのベンチマーク、ヤリスはどうでしょうか。最上級グレードのFF車となる「Zグレード」(ハイブリッド)をサンプルに比べてみましょう。
<ヤリス ハイブリッド Z(FF)/ヤリス Z(FF)>
●価格|235万円(ハイブリッド)/200万8000円(ガソリン)
●WLTCモード燃費|35.4km/L(ハイブリッド)/21.6km/L(ガソリン)
●主な標準装備|
・全車速追従ACC(停止保持機能はなし)
・8インチディスプレイオーディオ
ACCをはじめとする先進運転支援システムは標準ですが、パーキングブレーキがハンド式のため(電動ではない)、信号待ちなどで役立つオートホールド機能は存在しません。
また、ハイブリッドはスイフトを圧倒する燃費性能ですが、ガソリンエンジン車は21.6km/Lでスイフトにやや劣るといった数値。インフォテイメントでは8インチと画面は少々小さくなりますが、ディスプレイオーディオは標準装備しています。
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