「XV」改め「スバル クロストレック」発表! 現行型そっくりだけど…3分でわかる新型の見どころ
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:SUBARU 295
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:SUBARU 295
2022年9月15日、新型「スバル クロストレック(CROSSTREK)」が発表されました。見た目からもわかるように、コンパクトSUV「スバル XV」のフルモデルチェンジ版で、2023年以降の日本発売を皮切りに、世界各国で発売予定。第3世代となる今回、北米などで使われてきたモデル名に統一されました。※写真はすべて日本仕様プロトタイプ。
その外観は超の付くキープコンセプト。ホイールハウスに樹脂処理を施すデザイン手法や、フロントグリルやライト、リア周りの雰囲気、サイドウインドウのグラフィックなども現行モデルとそっくりで、現行型のオーナーならホッとしているかもしれません。
ただしよく観察すると、グリルデザインや張り出しを強めたフェンダー、大型化した樹脂クラッディング、絞り込まれたキャビンなどで、より力強く、シャープな印象を増したとも言えそう。フルLEDヘッドライトにはスバル初となるLEDコーナリングランプも組み合わされます。ボディカラーはオフショアブルー・メタリックとオアシスブルーを含む全9色。
内装では「レヴォーグ」や「WRX S4」も採用する、大画面の縦型11.6インチのタッチ式ディスプレイがセンターにドーンと配置されたのが目を引きます。
メーターパネルは上位モデルのようなフルデジタル式ではなく、回転計と速度計の二眼メーターにマルチインフォメーション画面を組み合わせる従来型。エアコン操作系などの物理スイッチが減ってスッキリしましたが、内装トータルの雰囲気も現行XVのそれを踏襲しています。
一方で、車体への固定方法から見直された骨盤を支える新構造のシートなど、スバルらしいマニアックなこだわりも散りばめられています。
新型クロストレックのボディサイズは全長4480×全幅1800×全高1550mm、ホイールベースは2670mm(※社内測定値、ルーフレール装着車は全高1580mm)。現行XVと比べた場合、全長がわずか5mm増えたぐらいで、ホイールベースも、XVの特徴ともいえる200mmと余裕の最低地上高も変わりません。
ボディは「レヴォーグ」なども使うフルインナーフレーム構造のスバルグローバルプラットフォームを採用。応答遅れの少ない2ピニオン電動パワーステアリングや電動ブレーキブースターなどで走りの質を高めています。
先進安全性能では、4つのカメラ映像を合成してセンターディスプレイに周囲360度を映し出す3Dビュー/トップビューを採用。
アイサイトはソフト改良で2倍の画角を実現した新型ステレオカメラユニットを採用。スバル日本市場では初となる広角単眼カメラも採用し、低速走行時に歩行者や自転車に対応しています。
最後はパワートレーン。エンジンは2.0L直噴DOHCのe-BOXERにCVT(リニアトロニック)の組み合わせで、基本構成は従来と変わらない模様。発表された資料ではエンジンスペックなどは確認できませんが、現行XVの唯一の弱点ともいえる燃費性能の向上にも、大いに期待したいところです!
<主な諸元※プレス資料より>
全長×全幅×全高=4480×1800×1580mm
ホイールベース=2670mm
最低地上高=200mm
最小回転半径=5.4m
室内長×室内幅×室内高=1930×1505×1200mm
車両重量=1540~1620kg
エンジン=2.0L水平対向DOHC直噴+モーター(E-BOXER)
トランスミッション=CVT(リニアトロニック)
サスペンション形式=前ストラット式/後ダブルウィッシュボーン式
タイヤサイズ=225/60R17、225/55R18
※15日のワールドプレミア後に追加情報が出た場合、追記する可能性があります。
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