新型ジャガーXJ、新しい時代への大胆な船出
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
「モダンなニューXJは、『速く美しく』というジャガーのDNAを受け継ぎ、魅惑的な外観、クラフトマンシップのインテリア、スポーティで洗練されたモデルとして一貫したアプローチのもとに開発された。」 XJのチーフエンジニアであるアンディ・ドブソンは、国際試乗会のプレゼンテーションの冒頭でこのように語った。
試乗会の舞台はパリ。XJのイメージが、もっともスタイリッシュな都市のひとつであるパリによく合うという理由で選ばれたという。シャルル・ド・ゴール空港からは、XJのショーファーでヴェルサイユのホテルまで移動した。スタンダードモデルより全長が125mm長いロングホイールベースの広くゆったりとしたリヤシートに座ると、目の前にモダンでエレガントなインテリアが広がる。大胆なイメージチェンジを果たしたニューXJだが、その乗り味は紛れもなくジャガーであった。もちろんそこに“進化”は確かに感じられる。乗り心地はしっとりとして滑らかで、ロールも抑えられているため、心底リラックスしてゴージャスな時間と空間を過ごすことができた。
スタイリッシュな印象を受けるのは、フロントウインドウとほぼ同じ傾斜角まで寝かしたリヤウインドウへと続くルーフラインに因るところも大きい。他ブランドの上級サルーンでもよく見られる、スポーティさをアピールしたデザイントレンドもあるのだろうが、XJの主な狙いは“空力性能”だという。リヤシートのルーフは低めだが、室内空間が広く、サイドウインドウのベルトラインが高めで包まれ感があるため、圧迫感を感じることはなかった。
ちなみにショーファーは、日本には導入されない3リッターV6・ターボディーゼルエンジン搭載モデルであったが、後に聞くまでディーゼルであることにまったく気づかないほど洗練されていた。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
放置自転車も不正駐車も「実力行使」が一番? 恐ろしい「勝手にロックしちゃう」サービス 効果てきめん
率直に問う 救急車「有料化」は、本当に“不適切利用”を撲滅できるのか?
EVのバッテリー火災から乗員を守る、安全システム発表へ…スイスのエリコン
約110万円で買える! 三菱が新型「軽トラック」発表! “5MT”&オシャグリーン設定! 「みのり」も用意の「ミニキャブトラック」に販売店でも反響アリ
ボルボ EVのフラッグシップSUV「EX90」をチャールストン工場で生産開始
ザガート『AGTZツインテール』はテールが取り外し可能[詳細画像]
ええ、2代目NSXのエンジン音で泣き止むってマジかよ!! ホントに赤ちゃんのギャン泣きが止まるのか試してみた
一充填の走行距離は434km以上!ホンダがプラグイン機能を持つ燃料電池車「CR-V e:FCEV」の生産を開始
トヨタ『クラウン・シグニア』、ハイブリッドのみで今夏米国発売へ…「エステート」の米国版
2024年ル・マン24時間はポルシェ優勢か。リベンジ目指すトヨタも白旗?「もし彼らが勝てなかったら、相当酷い仕事をしたということ」
電動キックボードはアリ! でもセグウェイはダメ……ってナゼ? 小型モビリティ「公道を走れるか否か」の違いとは
角田裕毅、残り数周まで入賞圏内を走行もスピン「愚かなミスだった。ポイントを持ち帰るべきだったのに」F1カナダGP
GT-Rも真っ青のスペック&高コスパ。アイオニック5 Nが日本にもたらすインパクトと皮肉な結果
【267万円】売れてるミドルサイズミニバン「ノア」の最安グレード“ガソリンのX”はアリかナシか?
【FFゴルフ最強】ニュルモード搭載「GTI クラブスポーツ」。価格も、日本に入るのかも気になる!
コンパクトSUV「ヴェゼル」の改良モデルは乗り心地も走りも「WR-V」と別モノ。納期も改善
【写真でチェック】ミニ「エースマン」発売 絶妙サイズで都会のおしゃれ層に刺さるか?
【77台限定】ドラレコまで標準装備して5万円安い!? フィアット「500X」に特別仕様車登場
モデル末期のスバル「フォレスター STIスポーツ」 買うなら新型を待つべき?
【世界で首位も】イタリアのサソリこと「アバルト」が日本で人気の不思議。理由は独自の“ホビー感”
今秋導入のジープ「アベンジャー」公開 ヤリスクロスと同サイズでガソリン仕様も欲しいぞ!