アウディA5 カブリオレ ソフトトップだけの魅力
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:中野 英幸
そうはいってもソフトトップは快適性の面でちょっとね・・・と思っている方も多いはずだ。しかしA5カブリオレのソフトトップは、ひと昔前のソフトトップの泣き所だった快適性でも高度な回答を引き出している。
まずは開閉時間だが、開けるのが15秒、閉めるのが17秒と素早く、50km/h以下なら走行中でも開閉できる。もちろん、操作はスイッチひとつでOKだ。オープンカーを所有したことがある人なら実感として理解しているだろうが、開閉時間の短さはオープンで走る機会の多さに直結する。簡単に、素早く開閉できればできるほど短い走行距離でもオープンにする気になるのだ。ましてや、50km/hまでなら走行中でも開閉可能となれば、雨降りの日以外は毎日オープンにしてもいいかなと思えてくるだろう。
閉じているときの快適性も高い。リヤウインドウは当然ながら熱線入りのガラス製でクリアな視界を確保しているし、ルーフの室内側にはLEDルームランプもある。そして、気になる静粛性も文句なしだ。高速道路を速度をペースを上げ気味にして走っても無粋なバタ付きやザワザワ音は皆無。外部騒音の遮断性も高く、助手席の人と普通の声量で会話が楽しめる。さらに言えば、大粒の雨粒がルーフを叩く音すら気にならないのだ。内部にポリウレタンフォームを充填した3層構造という贅沢なつくりとのことだが、納得である。
ソフトトップの利点でもうひとつ忘れてはいけないのが収納性だ。硬いメタルルーフをコンパクトに畳み込むのは難しく、トランクスペースやデザインに制約がでがちだ。その点、ソフトトップはクシュクシュと自由自在に折りたためる。事実、A5カブリオレのトランク容量はクローズド時で380リッター、トップを収納したオープン時でも320リッターを確保。電動ハードトップを採用しているBMW335iカブリオレの荷室容量は350リッター/210リッターであり、オープン時のアドバンテージは明らかだ。後席には分割可倒機構も備わり、長尺ものの収納にも対応している。2人でオープン走行を楽しみながらゴルフにいく・・・そんな使い方にもしっかり対応してくれるというわけである。
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