レクサス LSに搭載される最新の運転支援機能は世界標準に並んだのか?
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:トヨタ自動車
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:トヨタ自動車
●歩行者検知機能付きPCS(プリクラッシュセーフティ)
<さらなる進化も期待できる歩行者事故対策のカギ>
最も注目される技術は、歩行者を検知して、自動的にステアリング操作を介入させながら、緊急停止する「歩行者検知機能付きPCS(プリクラッシュセーフティ)」だ。この夏マイナーチェンジした「メルセデス・ベンツ Sクラス」でも同様のシステムが実用化されているが、同じ時期にレクサスとメルセデスが実用化したことは興味深い。
歩行者が巻き込まれる事故は日本だけでなく、アメリカでも増加しているという。歩行者検知機能付きPCSは、主にカメラで歩行者を認識し、同一車線内に限定してステアリングを補助しながら停止する。今回のテストでは約60km/hで車線の左側を走行中、車線の右側にいる歩行者を検知した。クルマと歩行者の位置の条件を絞っていたが、リアルワールドでは様々なケースが想定されるため、効果は未知数なところもあるが、歩行者の重傷死亡事故を減らすきっかけとなれば幸いだ。仮に歩行者とぶつかっても、速度が下がれば被害(傷害)も低減できる。
ちなみに同一車線に限定している理由の一つが「R79」という自動操舵に関するEU法規(※)があるからだ。EUと日本はこの基準の緩和を段階的に取り決めているので、近い将来は周囲の安全を確保した上で、さらに大胆に回避できるようになるはずだ。
※「R79」は国連欧州経済委員会の政府間会合である「自動車基準調和世界フォーラム(WP29)」によって決められているステアリング装置の国際基準で、運転支援システムにおける操舵機能を定義している。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
人気すぎて受注再開の目処立たず!? トヨタ「ランドクルーザー」“使いきれない性能”が逆にイイ! 一体何が魅力なのか?
【セミナー見逃し配信】※プレミアム会員限定「車載アプリが創る2030年の移動文化~先例づくりを進めるスタートアップの事例とともに~」
自転車の「ながらスマホ」で罰金10万円に! 11月から罰則制定で何が変わる? 「自転車だから大丈夫」では無くなる法改正とは
最近見かけるモペットは、どういうバイク!? 交通ルールとは
F1ドライバーのレースの仕方が変わる? メルセデス代表「フェルスタッペンのペナルティがきっかけになる」
「世界で最も優れたデザインの車」がEVで進化! レンジローバー『ヴェラール』後継の最終デザインは
99万円で「4人」乗り! ダイハツの“新”「最安セダン」に反響多数! 「安い!」「イイクルマ」 ダントツ安い「ベーシックモデル」装備向上! お手頃な「新ミライース」発売
デニムに包まれたヤマハ「XSR125」!? デニムブランド「TOM WORKS」とヤマハがコラボを実施
【試乗】最注目の新型オールシーズンは雪上性能がバッチリ! 雪上でピレリのウインタータイヤ4本を乗りつくした
【アンビリーバボー!】ストリーミング配信だけで月に約1億円稼ぐネルリッヒが2台目のランボをゲット!ウルスの次はウラカン
近畿南部~北陸の新ルート「名神名阪連絡道路」計画に反響多数!?「絶対に必要」「がんばって」いよいよ概略ルート検討へ!? 夢の南北軸のスゴさとは
三菱自動車、新型電動SUVを2車種投入へ 2025年に欧州で
白熱の王座争い!! 国内二大レースのSUPER GTとSF、最終盤の見どころと観戦時のポイントを解説
【最安グレード追加】レクサス最小SUV「LBX」に“エレガント”新設定 価格は420万円から
【まだお先は真っ暗?】もはや日本じゃ売れる気がしないBEV…やはり初心者のボクらには無理ゲーなのか
新型「1シリーズ」は未来的な内装や質感高めの外装で“映え度”アップ。攻めの日本価格も注目
レクサスの小型SUV「UX」にクール系とエレガント系、2台の豪華仕様車。次期型UXも気になる
BMW「2シリーズクーペ」が微妙に化粧直し。新旧モデルの違いをチェック
なぜトヨタの人気モデルは“納期問題”が長引くのか? アルヴェルやランクルの今後の見通しは?
BMW「3シリーズ」がマイチェン。大幅進化したのは航続距離アップ&豪華装備になった330e
200万円台でも見栄え! 「フロンクス」と「WR-V」買うならどっち? 装備や走りでコスパ比較
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!