新型スープラのスペックと画像が公開に。Z4には意地でも似せなかった!?
掲載 更新 carview! 写真:望月 浩彦 1
掲載 更新 carview! 写真:望月 浩彦 1
新型「スープラ」の公式画像とスペックが公開されました。早速見ていきましょう。
まずはざっとスペックを。エンジンは3.0L直6直噴ターボを積むトップグレードのRZ(340ps/500Nm)、2.0L直4直噴ターボを積むSZ-R(258ps/400Nm)とSZ(197ps/320Nm)まで、「BMW Z4」側の各グレードと発生回転数まで変わらず。0-100km/h加速でRZとSZ-Rがそれぞれ0.2秒、SZ-Rが0.1秒速いのは、クーペボディが理由でしょうか。
ちなみにアルミニウムとスチールを使うボディは「トヨタ 86」の2.5倍のボディ剛性を実現し、CFRPを用いた「レクサスLFA」も上回るとか。サスペンションは上の2グレードで減衰力可変式が採用されるほか、後輪左右のロック率を0~100で無段階に可変する電子制御LSDも装備します。
そしてデザイン。おそらくはコミュニケーションカラーのガンメタ色ボディや、低いバンパーの上に置かれた横長の片側3灯ヘッドライト、モコッと丸みを感じされる面構成など、93~2002年にかけて販売された“A80スープラ”を思わせるエッセンスが各所に見られます。
一方、プラットフォームや主要なコンポーネンツを共有する「BMW Z4」とは意地でも似せたくなかったのか、ボディパネルから共通の骨格を想像するのは、ちょっと難しいかもしれません。
例えば、ボディサイドのダミースリットも、スープラはA80に倣ってリアフェンダーの前方に設けられるのに対して、Z4はフロントフェンダー後方にデザイン。
また、ヘッドライトを低めに置いてフロントにノーズコーン風の意匠をビルトインしたスープラに対し、Z4は高めのエンジンフードが先端まで続き、逆スラント形状に立ち落とされてキドニーグリルになるBMWの文法通りのもの。ヘッドライトも縦に流れるような配置になっています。
クーペとオープンという根本的な違いがあるのを承知で言うと、月並みながら、アグレッシブなスープラ、エレガントなZ4という印象を持ちました。編集的には脂っこいスープラのほうが記憶に残りましたが、好みが真っ二つに分かれそうな案件ではないでしょうか。
最後に、地面ギリギリのアングルから撮られたこのページのカットでは、車高の低さよりマッシブな迫力が強調されていますが、実車は地を這うようなイメージもあったことをご報告しておきます。
次のページ>>スペック
【関連記事】
新型BMW Z4はトヨタコラボの突然変異。スープラと2択も悩ましい!?
トヨタ スープラはロードスターの旋回性に500Nmを組み合わせる上級向けFR
トヨタ スープラ試作車は限界域でピーキーな走り。86とは世界が違う
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
一度激減したタクシードライバーが増えてきた! 利用者には喜ばしい半面「経済不安」の現れという側面もアリ
[15秒でわかる]VW新型『カリフォルニア』…新設計のキャンパーバン
【ポイントランキング】2024スーパーフォーミュラ第2戦オートポリス終了時点
【正式結果】2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP決勝
[カーオーディオ・素朴な疑問]スピーカー…ドアパネルを改造してまで外に出すのはなぜ?
ホンダが新型「和製スーパーカー」発売へ 超低い“2ドアモデル”26年登場!? 新シリーズ30年までに7車種投入
愛犬家が開発した電動原付「E-Carry Bike Doggie」 開発の経緯は柴犬のトイレ問題!?
【旧車系ユーチューバー】ホンダ ビート:公道アクセル全開!”レッドゾーン”までぶん回せ<おもちのビートch>
美しすぎる純「和製スーパーカー」! マツダ新型「ロータリースポーツ」登場へ!? 期待高まる「アイコニックSP」に反響大
いまや希少なホットハッチ VW「ポロGTI」に誕生25周年記念モデル登場!全世界で2500台 日本で227台の限定モデル
[やりすぎだろ]ランボルギーニがハイブリッドカーを作ったらとんでもないクルマができちゃった!
トヨタ「新型バン」発表! 6速MT&リアハッチ開きも!? ボンネットある商用バン!? 各モデルの特徴は
【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった
【今わかること比較】走りと後席の快適性は新型「フリード」優勢。「シエンタ」に勝る点、劣る点
【VIPの隠密仕様】アルヴェル4人乗り「スペーシャスラウンジ」準備中。目立ちすぎLMより本命
【装備充実】ミドルサイズSUV「F-PACE」にジャガー90周年特別仕様車を追加 917万円から
スバル「レガシィ」生産終了。あなたが最も印象に残っているのはどのモデル?【写真でチェック】
三菱の軽EV「eKクロス EV」一部改良。グリーンやライラックのお洒落系カラーも登場。価格上昇は控えめ
「ランドクルーザー250」のおすすめグレードとは? 長く乗りたい人は“ナビ選び”に注意!?
コンパクトSUV「キックス」が仕様向上 日産創立90周年記念モデルは装備が充実!
【禁断のアウトドアミニバン比較】新型フリードクロスターとデリカD:5を比べたら、意外と悩ましい結果に…