サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > 試乗記 > 使い勝手抜群のホンダ シャトルが国民車候補としては悩ましいワケは?

ここから本文です

使い勝手抜群のホンダ シャトルが国民車候補としては悩ましいワケは?

最上級グレードでは「価格と質感」が釣り合わない

筆者が考える新時代の国民車の価格基準は「ま、高くても総額200万円台半ばぐらいまで」としているので、こうなると検討すべき対象は「ガソリンモデル、すなわちGのFF」の一択となろう。これであれば、純正ナビとドラレコなどを付けても総額220万円ぐらいで収めることができる。

だが、なんとGは「広報車の設定がありません」とのことだったため、次善の策として売れ筋のハイブリッドZ ホンダセンシング――つまり最上級グレードをお借りし、国民車候補としての実地検証を行うことになった。この場合に予想される支払総額は、公式シミュレーターによれば280万円ぐらい。……ちと高いが、まあ致し方ない。

で、ホンダ シャトル ハイブリッドZ ホンダセンシングに乗り、都内および近郊の各所を走り回った。「走り回った」といってもタイヤをギャーギャー鳴らしながら峠道を爆走したわけではない。「生活道路はゆっくり走り、幹線道路は普通ぐらいに走る。で、都市高速や高速道路も普通ぐらいのペースで走るが、たまに状況を見ながら少々飛ばす場面もある」という、要するにごく普通の走り方だ。

それを踏まえて、ハイブリッドZ ホンダセンシングに対するいきなりの結論から述べよう。

「良い車ですか?」と問われたならば、「なかなか悪くない車です。ていうか、結構いいんじゃないでしょうか」と答えるだろう。しかし「じゃ、あなたが言う“新時代の国民車”としておすすめしますか?」と問われたならば、申し訳ないが「や、それはちょっと違うと思います」と答える。

結局のところ、ハイブリッドZ ホンダセンシングの場合は「価格と質感」が釣り合ってないのだ。

ホンダ シャトルの中古車

ホンダ シャトルの中古車情報をもっと見る

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン