メルセデスCLAに先行試乗。究極のモードカー
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦
一方、走りだが、これはメルセデスは絶対に認めないだろうが、おそらく同じFFのアウディを相当に意識している。とにかくステアリングがかなり軽いのだ。ソリッドさは、さすがにメルセデスならでのモノがあるが、走り出しからあっけなく、FRメルセデスに乗り慣れた人なら拍子抜けするだろう。
エンジンフィールもそう。同じプラットフォームを使うAクラス同様、最新ダウンサイジングコンセプトに基づく直噴2リッター直4ターボで、スペック的には211ps/5500rpmに、35.7kgm/1200-4000rpmと物凄い。
しかし、実際に乗ってみると発進はパワフルさを強調したものではない。自慢の7速ATもあってか、非常にスムーズで、これまたペダルの軽さもあって非常に繊細だ。やはりVWというより、アウディに近い路線だろう。
ただし、その都会的で線の細い走りは、高速に行くと様変わりする。特にシフトモードを大人しい「E」ではなく、「S」に入れると違う。2000rpmを超えた当たりから本来の力強さを発揮し始め、スルスルと時速100kmに到達する。
軽かったステアリングも、速度を増すといつの間にやらしっかり感を増し、FF車でありながら、まるでFR車のようなソリッドなフィーリング。ここは電動パワステを含め、まさしくメルセデステイスト。長年の伝統と歴史を感じさせる。
それからブレーキだろう。強力なフロントのドリルドベンチレーテッドもあり、踏みはじめからイッキに十分な減速Gを発揮。要所要所はしっかりメルセデスしているのだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
トーヨータイヤがサーキット走行イベント「プロクセス・ドライビング・プレジャー」を5月25日に開催
毎年開催決定! 「ジャパンモビリティショー2024」は幕張開催! 新たに実施される「3つの企画」とは?
有明でフォーミュラEができるなら「オラが町」でも! 公道レース向きの「都市」を妄想してみた
下請代金の適正取引方針を自工会が発表…原材料費やエネルギー費の上昇分を全額転嫁
ランボルギーニの次世代HPEVスーパースポーツはV8ツインターボエンジン+モーターのプラグインハイブリッドシステムを搭載
姉妹車……とはいえ双子状態でほぼ違いなし! 西部警察で一躍スターダムにのし上がったのにシルビアに統合されちゃった日産ガゼール
しっかり悩んでみる価値はあり! 超個性派モデル、ベストバイはこれ!【トヨタ・ハイエース】
ホンダ、原付二種レジャーバイク『ダックス125』に新色“ブラック”を追加。8月22日から発売
シューマッハー家、”AIフェイク”インタビューに対する法的措置で出版社と和解へ
スズキ新型「軽ワゴン」高級車並みの「豪華リアシート」装着! 広々後席で快適に過ごせる“斬新アイテム”とは?
仕事と趣味の心強いミカタ! 日産キャラバンが一部改良を実施して新色を追加
天国から帰ってきた母との再会を描く心温まるファンタジー『母とわたしの3日間』
スズキ ハスラーに新スタイル「タフワイルド」登場! 通常モデルもアップデート&価格上昇も
PHEVで高性能なランボSUVの本命「ウルスSE」は3150万円。電動パワー+新デザインでお買い得
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善