航続距離は1200km以上!停電やアウトドアにも強いクラウンスポーツPHEV発売 価格は765万円
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 40
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 40
トヨタは12月19日、「クラウン(スポーツ)」のプラグインハイブリッドモデル(以下PHEV)を発売した。価格は765万円。
先に発売されたハイブリッドモデル(以下HEV)に続いて新たに設定されたPHEVは、HEVの上質さをベースに、よりクルマを操る楽しさを味わえるスポーティな味付けにこだわった。内外装には専用装備を採用することで、よりスポーティな印象なものとした。
PHEVの追加によりクラウン(スポーツ)のグレードは、
・スポーツ Z|HEV(590万円)
・スポーツ RS|PHEV(765万円)
の2グレード構成となる。
>>トヨタ クラウン(スポーツ)のカタログ情報はこちら
>>トヨタ クラウン(スポーツ)のユーザーレビューはこちら
ハイブリッドシステムは、システム最高出力306psを発揮。大容量リチウムイオン電池を車体中央の床下に配置し、実用的なEV走行航続距離を備えつつ日常走行の大部分をEV走行でカバーすることができるという。満充電状態でEV走行距離は90km、ハイブリッド燃費は20.3km/L、ガソリンタンク容量は55Lを確保し、航続距離は1200km以上を可能にする。
駆動方式は、E-Four(電気式4WDシステム)を採用。HEVのスポーツ Zをベースに、フロアトンネル部へブレースを追加するなど、剛性を強化。高められた剛性に合わせて、前後ショックアブソーバーの摩擦特性と減衰力特性をチューニングし、減衰力を4輪独立で制御する「AVS(アダプティブ バリアブル サスペンション)」を組み合わせ、しなやかな動きと接地感のあるフラットな乗り味を実現する。
足回りは、フロントに20インチベンチレーテッドディスクブレーキと、専用の20インチ対向6ピストンアルミキャリパーを採用。前後のキャリパーは赤色塗装が施される。
>>トヨタ クラウン(スポーツ)のカタログ情報はこちら
>>トヨタ クラウン(スポーツ)の中古車情報はこちら
エクステリアでは、PHEV専用装備としてマットブラック塗装の21インチアルミホイールが装着され、インテリアではスポーツレザーを使用した専用のスポーツシートを装備。ステアリングにもレッドの加飾が施され、パドルシフトを備える。
>>トヨタ クラウン(スポーツ)のカタログ情報はこちら
>>トヨタ クラウン(スポーツ)の公式画像はこちら
PHEVならでは装備として、外部電源の電力を利用してエアコンやオーディオの使用が可能になる「マイルームモード」を搭載。エンジンをかけずに車内で快適に過ごすことが可能だ。
また、停電や災害時などの緊急時や、アウトドアなどで使用可能なの外部給電機能(最大1500W/AC100V)も標準装備する。センターコンソールボックス後端とラゲージ内に設置されたアクセサリーコンセント、その他にも付属のヴィークルパワーコネクターを充電インレットに差し込むことで、AC100V/1500Wの外部給電コンセントとして使用することができる。
充電関連では、普通充電に加えて急速充電を設定。充電時間も普段の200V用充電ケーブルを使った場合と比べ、約38分(満充電量の約80%)と大幅に短縮することが可能だ。
>>トヨタ クラウン(スポーツ)のカタログ情報はこちら
>>トヨタ クラウン(スポーツ)の公式画像はこちら
さらに、クルマに蓄えた電気を住宅に供給する「V2H(ブイツーエイチ)」も設定。災害などの停電時に蓄電池として活用することができる。急速充電インレットに、外部給電機能(V2H)を設定し、V2H機器(別売)と接続することで、駆動用バッテリーに蓄えた電力を家庭用電力として利用することができる。また、住宅の太陽光発電などで生じた余剰電力を車両の駆動用バッテリーに蓄電することも可能だ。
その他に、バッテリーに溜めた電力を外部に給電できる「EV給電モード」と、停電や災害などの非常時にクルマを電源として活用できる「HEV給電モード」を設定。HEV給電モードでは、はじめはバッテリーのみで給電し、バッテリーが一定の残量を下回るとエンジンがかかり給電を継続する。これにより、バッテリー満充電・ガソリン満タンの状態から約6.5日分の電力を供給することができる。給電用の装備として、室内への虫などの侵入や雨天での雨水の侵入を防ぐ外部給電アタッチメントを標準で装備し、ドアガラスを閉じた状態で外部給電が可能だ。
>>トヨタ クラウン(スポーツ)のカタログ情報はこちら
>>トヨタ クラウン(スポーツ)のユーザーレビューはこちら
<おわり>
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
え、キャリイがジムニー並みのオフローダー!? フツーの人が軽トラを買うワケ
MINI、日本初公開モデルをお披露目!東京・渋谷で試乗もできる体感イベント開催
フィアット「500(チンクエチェント)/500C」国内販売終了。累計販売13万台の人気車
いよいよガソリンはリッター200円に!? 補助金の終了が間近に迫ってきた!
1900馬力のピニンファリーナ「バッティスタ」と10台限定の「B95」が日本上陸! イタリア大使館でお披露目された超弩級ハイパーカーとは
日産エクストレイルがマイナーチェンジ。合わせて90周年記念車をリリース
カマルザマン「ドライのマップに変えた」と雨の決勝でベテランの技。Team Frontierは8耐トライアウト首位通過
急きょ出場のデビュー戦でファステストラップの爪痕「シングルシーターでも速いことを示せた」バーニコート/SF第2戦
可能性は感じる ケド「宿題」も多い オモダ5 プロトタイプへ試乗 1.6Lターボの新型SUV
過去最高! 2630台を3カ月で販売したランボルギーニが2024年も好調な業績を維持している理由とは
深夜バス相次ぎ廃止 一般系統も“整理”へ 京成バスダイヤ改正
1200馬力超え“V12”搭載! 「クワッド“バイク”」世界初公開! バイクとクルマ混ぜちゃった! パワーウエイトレシオ1kg/hpの“絶叫マシン”「エングラー V12」英で発表
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?
【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった
【今わかること比較】走りと後席の快適性は新型「フリード」優勢。「シエンタ」に勝る点、劣る点
【VIPの隠密仕様】アルヴェル4人乗り「スペーシャスラウンジ」準備中。目立ちすぎLMより本命
【装備充実】ミドルサイズSUV「F-PACE」にジャガー90周年特別仕様車を追加 917万円から
スバル「レガシィ」生産終了。あなたが最も印象に残っているのはどのモデル?【写真でチェック】
三菱の軽EV「eKクロス EV」一部改良。グリーンやライラックのお洒落系カラーも登場。価格上昇は控えめ
「ランドクルーザー250」のおすすめグレードとは? 長く乗りたい人は“ナビ選び”に注意!?