日産が開発を進める最先端の電動化&自動運転技術をレポート
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:日産自動車、市 健治
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:日産自動車、市 健治
世界初の量産EVであるリーフが12月に改良される。発売当初、容量24kWhのリチウムイオン・バッテリーを搭載し、航続距離228km(充電1回あたり。JC08モード)という性能だったのが、今回、バッテリー容量を30kWhに増加することで、航続距離を280km(同)にまで改善した。エネルギー密度の高いバッテリーの開発に成功し、24kWh時代と同じスペースに30kWhを搭載しているため、室内スペースは犠牲になっていない。
また、充電時間を減らすことにも成功した。リチウムイオン・バッテリーは満充電に近づくほど大電流を流すことが難しくなり、充電に時間がかかるという特性をもつ。新型は容量が増えた分、満充電までの時間はよりかかるものの、例えば残量30%から100km走行に必要な電力を充電するのに要する時間が半減するなど、実用的な場面での充電時間が大幅に減った(50kW充電器の場合)。
さらに、日産が次世代EV、すなわち東京モーターショーでお披露目されたIDSコンセプトの市販バージョン、それはつまり次期リーフへの搭載に向けて開発に成功した高エネルギー密度バッテリーを披露した。電極材料を変更したほか、単位あたりのセル数が増えたことで抵抗が下がり、大電流で充電できる時間が増え、結果的に従来の2倍のペースで充電できるようになった。加えて、電極材料が変わったことでバッテリー劣化の原因であるリチウム消費反応を抑制し、耐久性改善を実現した。
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