新型レンジローバー イヴォークは見た目キープも中身を一新。48Vマイルドハイブリッドは好き嫌いが分かれそう
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:菊池 貴之
今回、神奈川県は宮ヶ瀬ダム湖付近の一般道と、特設のテラポッド(模擬オフロード)コースでの短時間試乗にかぎられた。それでもひとつ確実に断言できるのは、イヴォークはその見た目に似合わず(?)、乗り味が徹底してSUVであることだ。それは先代同様……というか、アプローチやディパーチャー、ランプオーバーなどの各アングル、そして最大渡河水深などの悪路性能値もすべて初代より向上しているくらいである。
イヴォークは運転席に座った瞬間から本格SUV的である。運転環境はほかのランドローバー車同様に、座面を高くシートバックも立て気味にセットして、ステアリングを見下ろすような“コマンドポジション”でピタリと落ち着くように仕立ててある。そうして正しいドラポジを決めると、手足の短い日本人体形では傾斜の強いフロントウインドウに圧迫感をおぼえなくもないが、そこも“それでもコマンドポジションにこだわる本物志向”と好意的に受け止めるのが正しいファンの姿だろう。
20インチの大径ホイールを履いた上級スポーツ風味グレードでも、その身のこなしはあくまで、ゆっくりにしてゆったり。正直にいうと、そうしたサスペンション設定とスタイリッシュな20インチのマッチングは現時点ではベストといいがたく、ゴツゴツという突きあげが目立ちがちで、旋回ではタイヤがわずかに先走る感覚もある。今回は試乗できなかったが、下位グレードに用意される17インチや18インチのほうが新型イヴォークのシャシーと相性がいいのでは……と想像させられた。
また、エンジンルーム下を疑似的にカメラで見せてくれる世界初の新機能“クリアサイトグラウンドビュー”はパレットタイプの駐車場や狭い路地などの普段使いでも意外に重宝する気もする。
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