新型C7コルベット試乗 軽量化&最新エンジン
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:望月 浩彦
軽いドアを開けて乗り込むと、コルベットなのにモダンなので驚く。低い着座位置と囲まれ感の強い運転席は従来通りだが、室内のトリムの質感がすごく高いのだ。インパネまわりのデザインも垢抜けた。ステアリング奥のメーターは液晶で、走行モードによって回転計の表示方法などがガラリと変わる。ヘッドアップ・ディスプレイは先代にもあったが、新型は情報量が倍増。先代は確か昔の電卓みたいな緑一色だったはず。
ステアリングホイールとシートを調整して走りだす。望外に乗り心地がよい。近頃のハイパフォーマンスカーの流行にのって、コルベットも電子制御による走行モードの選択ができるようになったが、ノーマルに相当するツアーモードでは、この日一緒に乗ったサルーンのキャデラックCTSと比べても遜色のない乗り心地を味わえた。先代はゆっくり走っても明確にもっと硬かった。これが進化というやつか。
また、新型は先代よりもホイールベースが長く、前後トレッドも幅広いにもかかわらず、軽量化としなやかなサスペンション・セッティングによって、身のこなしも軽やかになった。今回乗ったノーマルバージョンには、GM自慢のマグネティック・ライドコントロールは備わっていないが、それでも同システムが備わる先代よりも快適だったのは、ボディ剛性向上のおかげではないかと想像する。
軽量化のためにタイヤサイズが細くなったことも軽やかなハンドリングに寄与しているはずだ。ただし、ミシュランが車両開発の初期から参加して専用に開発したパイロットスーパースポーツが細くなったタイヤのグリップ低下を防いでおり、フロント245/40ZR18、リア285/35ZR19にもかかわらず、コーナリング時の横Gは、フロント275/35ZR18、リア325/35ZR19の先代並みを維持しているという。
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