【発売直前情報】クラウンスポーツはHEVとPHEVの二本立て。価格は600万円切りか
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:トヨタ自動車 46
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クラウンシリーズの第2弾である「クラウンスポーツ」の発売が間近に迫っています。
販売店関係者などからの情報によれば、発売日は2023年10月初旬でほぼ確定のようです。実際、SNSなどでは全国各地へ配送されるクラウンスポーツの様子を投稿するユーザーが多く見られるなど、発売まで秒読みとなっていることがわかります。
まず、現在判明していることを整理してみましょう。
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クラウンスポーツは、ほかのクラウンシリーズと同様、2022年7月にエクステリアデザインや開発目標値としてのボディサイズが公開されました。
その後2023年4月には、搭載されるパワートレインやインテリア、内外装のカラーパターン、そして発売時期が明らかにされました。
具体的には、HEVとPHEVが用意されること、エクステリアカラーはモノトーンが6種類とバイトーンが5種類の計11種類であること、インテリアカラーが3種類であること、そしてHEVが2023年秋頃、PHEVが2023年冬頃の発売になるということが公開されています。
HEVモデルには「クラウンクロスオーバー」に採用されている2.5リットルハイブリッドが、PHEVモデルにはレクサス「RX450h」などに採用されている2.5リットルプラグインハイブリッドが搭載される見込みです。
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また、トヨタの公式ページには「エモーショナルで創造的な雰囲気を持ち、乗り降りや運転のしやすいパッケージと共に、俊敏でスポーティな走りが楽しめる、新しいカタチのスポーツSUV」というキャッチコピーが掲げられており、その名のとおりスポーティな走りが楽しめるSUVであることがうかがえます。
ちなみに、クラウン スポーツのボディサイズは、全長4710mm×全幅1880mm×全高1560mm、ホイールベースは2770mm、駆動形式はすべて4WDとされています。
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一方、具体的なグレード構成や価格については、2023年9月末(執筆時点)でも明らかにされていません。
これまでは、発売日のおよそ1か月前には予約受注というかたちでオーダーを受け付けていることが多くありましたが、クラウンスポーツについては、あくまで発売と同時に詳細が公開されることになるようです。
ただ、関係者などからの情報を総合すると、HEVモデルは上級グレードの「Z」のみ、PHEVモデルはスポーツグレードの「RS」のみというシンプルなグレード構成となるようです。
これには、基本のグレードをあえて用意しないことで、ほかのクラウンシリーズとの差別化を図る狙いがあると見られます。
「RS」には、専用装備として6ポッドの対向キャリパーブレーキがフロントに採用されるほか、21インチのアルミホイールも専用のマットブラック塗装のものが装着される見込みです。
インテリアカラーは「Z」が「ブラック」と「サンドブラウン」の2種類から選択可能となり、「RS」では「ブラック×センシュアルレッド」のスポーツレザーシートのみの設定となるようです。
「パノラマガラスルーフ」については、「Z」も「RS」もオプションで設定可能になると見られます。
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価格は、「Z」が590万円程度、「RS」が660万円程度となる可能性が濃厚です。ただ、PHEVモデルである「RS」は補助金が得られると見られ、実質的な価格差はかなり小さくなると見られます。
したがって、「Z」と「RS」は上級グレードと最上級グレードという関係ではなく、キャラクターの違いによる区別と言えそうです。
納期については、やはりそれなりの期間を覚悟する必要がありそうです。
一方、シンプルなグレード構成とした背景には、生産効率の向上といった狙いもあると見られ、最近の納期改善の影響も手伝って、予想以上に早く手に入れられる可能性もありそうです。
とはいえ、気になるユーザーは早めに販売店に問い合わせたほうが良いことは言うまでもありません。
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クラウンスポーツの競合になると考えられるのは、クラウンクロスオーバーの「RS」を筆頭に、トヨタ「ハリアー」やレクサス「NX」のようなプレミアムSUV、あるいはVW「ゴルフGTI」などの欧州ホットハッチも視野に入ってきます。
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しかし、この価格帯のプレミアムスポーツSUVは前例がほとんどなく、ユーザーからどのような反響を得られるのかにも注目が集まっています。
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