Eクラスクーペ海外試乗 清水和夫の一押しは?
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:メルセデス・ベンツ日本
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:メルセデス・ベンツ日本
新型Eクラスに続いてEクラスのクーペが仲間入りした。ミッドサイズのEクラスのクーペはいまから20年前のW124の時代で終わっている。その次の世代ではCクラスのクーペとしてCLKが提供されたからだ。その意味では久しぶりのEクーペとなる。
しかし、実際のボディサイズはCクラスベースで開発されたので、Eクラスのセダンよりもコンパクトだ。大きくなったEクラスのボディでクーペを作るとCLに近づいてしまうというのが、Cクラスベースで開発した理由だ。分かりやすく言うとCLKがEクーペにアップデートされたことになる。しかし、Eファミリーとして扱うので、装備や質感はEクラスに準じている。
CLKでもEクーペでも呼び方は問わないが、そのスタイリングは本当に美しい。横から眺めるとBピラーがなく前後ウインドウが完全に格納されるのでとても開放感がある。流れるようなリヤのルーフラインはクーペの大きな特徴だ。フロントマスクは、Eクラスゆずりのシャープな顔つきだが、よく見るとヘッドライトがセダンよりも切れ目となりいっそう精悍さを増している。フロントグリルは大きなベンツのアイコンであるスリーポインテッドスターが印象的だ。空気抵抗係数Cdは0.24とこのクラスでは文句なく世界一小さく、そのおかげで高速走行の燃費はかなり良さそうだ。とにかくスタイリングに文句はない。
インテリアを見るとバケット・タイプのフロントシートがスポーツカーを彷彿させる。でも、実際に座った感じは高級車の心地よさだ。前席のシートを倒すと自動的にシートが前方に移動し後席にも乗りやすい。アウトバーンで後席に乗ってみたが、窮屈な感じはあまりなかった。このEクーペはトランクルームにゴルフバックが3つは収納できるし、2分割のリアシートを倒すとスノーボードやスキーも収めることができる。とにかくメルセデスらしく実用性は申し分なかった。そうなると俄然、走りが気になってくる。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
メルセデス・ベンツ 新型EV「EQB」発表 航続距離557kmにアップの7人乗りSUV
日産「ノートオーラ」フロントデザイン一新!ヘッドランプ下アクセントが先進感を演出
カスタムカー200台が大集結!「On Fleek FEST」6月23日開催 大阪・万博公園
ACO、ル・マンで新型プロトタイプ『H24EVO』を初披露。燃料電池車でGT3上位レベルの性能を目指す
デジタルミラーやドライブレコーダーの熱対策に!折りたたみ傘式サンシェード発売
新型「MINIクーパー5ドア」発売!2種類のガソリンモデルをラインアップ
ホンダ 三菱商事と新会社「ALTNA」設立 EV普及拡大へ新事業展開
100台近くのアバルトが富士に集結 オーナー向けドライビング・アカデミー開催
ドライバーなら常識!? どれだけ知ってる? 知ってるようで知らない「運転免許証」の13の秘密
何と[ヤンバルクイナ]も登場!? 意味、知ってますか? 「見たことないんだけど!?」な道路標識
なんちゃってセレブが丹波ワインの醸造所に登場! なぜかBMW「M1」も参加した「Ciao 2024 From Italy & AMERICA with love」とは
期間限定!夏を彩るひんやりスイーツが「LEXUS MEETS…」に登場!東京・日比谷
【どうした日産!?】ノートオーラがデザイン一新。ギラギラ顔にモノグラム柄シートで大胆イメチェン
【お値段据え置き】日産の軽「デイズ」と「ルークス」が一部改良。目立ち度抜群の新色も
BMW 「1シリーズ」が第4世代に進化。スイッチ減らした未来感あふれるコックピットが斬新
12チリンドリ日本初公開。伝統オマージュのレトロデザインにハイテク融合でV12 NAモデルの集大成に
【決勝直前】トヨタ雪辱なるか!? ル・マン24時間レース、これだけは押さえておきたい見どころまとめ
GT-Rも真っ青のスペック&高コスパ。アイオニック5 Nが日本にもたらすインパクトと皮肉な結果
【267万円】売れてるミドルサイズミニバン「ノア」の最安グレード“ガソリンのX”はアリかナシか?
【FFゴルフ最強】ニュルモード搭載「GTI クラブスポーツ」。価格も、日本に入るのかも気になる!
コンパクトSUV「ヴェゼル」の改良モデルは乗り心地も走りも「WR-V」と別モノ。納期も改善