マツダ史上最強エンジン搭載「CX-90」とは? 「CX-80」との違いもまとめた
掲載 carview! 写真:マツダ 71
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マツダの北米部門は、新型ラージサイズSUV「CX-90」を予告する画像を公開した。注目は、フロントに搭載する新開発の3.3L直列6気筒ガソリンターボエンジン。エンジンの小型化が進む昨今、昨年日本でデビューした「CX-60」ともども、あえて大排気量を選択したマツダの決断は日本でも大きな注目を集めている。そこで今回は、CX-90がどんなクルマなのか今わかっている情報をまとめてみたい。
CX-90は、上級SUVからなるマツダの「ラージ製品群」の中で最も大きいモデルとなる。ちなみにラージ製品群には日本や欧州に投入されたCX-60も属しているが、最大の違いはボディの幅。つまり、道幅の狭いや日本や欧州では比較的幅の狭い車種を販売し、米国などクルマの存在感が重視される市場ではワイドな車種を売っていく計画だ。
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<上&ページトップの写真:マツダUSAが出したCX-90のティザーイメージ>
そういうわけでCX-90のボディサイズはおそらく全幅2000mmクラスの堂々たる体躯になると思われる。参考まで、現行の国内ラインナップで最もワイドなCX-60は全幅1890mmだから、商品性の違いは明確。全長についても、CX-90は3列シートレイアウトを取るため、5000mmオーバーになる可能性が高い。
<上の写真:CX-90の直6エンジンのエンブレムのティザーイメージ>
そして、セリングポイントとして強調されているのが、先に触れた3.3L直列6気筒ガソリンターボエンジン。米国基準のプレミアム燃料を使用した場合のスペックは、最高出力340hp、最大トルクは369lb-ft(約500Nm)と、これまでマツダが開発した量産エンジンで最強の馬力とトルクをもつ。
さらにSUVながら完全バランスのストレートシックスらしく、サウンドまで心地よく調律されているという。また、サブネーム「e-SKYACTIV(イースカイアクティブ)」のとおり、この3.3Lターボユニットはマイルドハイブリッド機構も備えるようだ。
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<上の写真:北米や中国(23年予定)で販売されるCX-50>
余裕たっぷりなボディサイズに胸の空く直6エンジンを積むとなれば、マツダファンならずとも国内導入を期待してしまうのは無理もないが、このCX-90が国内導入される可能性は現状かなり低い。というのも、CX-90は先述のとおり商品企画時点から米国等をターゲットにしており、2021年に発表されたSUV計画でもCX-90の導入予定市場に日本は入っていない。
その代わり、日本にはボディの比較的狭い「CX-80」という3列シートのフラッグシップSUVを今後投入する予定となっており、こちらにCX-90と同じ3.3Lガソリンユニットが搭載される可能性はあるだろう。
ただし、現在国内自動車市場は安価な実用車と高級車に二極化しており、1台あたりの利幅からしてもアッパークラスのモデルをより充実させたいとメーカーが考えるのは自然。となれば、CX-60やCX-80の売れ行きが好調で、よりプレミアムなモデルを求める声が強まる場合、マツダのフラッグシップモデルとして600万円台程度をスタート価格にCX-90が国内導入される可能性はゼロではないかもしれない。
<上の写真:CX-60>
その場合、新型レクサス「RX」から7人乗り仕様が消えた今、ボディサイズと価格の点でライバルとなりそうな国産車は「トヨタ ランドクルーザー」くらいだが、あちらはフレーム構造の本格クロカンSUVだから毛色が少し異なる。
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そして、「メルセデスGLE」や「BMW X5」など輸入車勢はスタート価格が1000万円級なので、CX-90はニッチな高級モデルとして案外ウケそうに思えるがいかがだろうか。
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