新型「プリウス」買うならハイブリッドとPHEV、どっちがお得?
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 50
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2023年1月10日に待望の発売となったトヨタの新型「プリウス」。一気にスポーティになった見た目や、大幅に強化されたパワートレーンが評判の新型だが、今買えるのはハイブリッド車(HV)だけで、プラグインハイブリッド車(PHV)は3月頃の販売開始とアナウンスされている。
<上の写真:プリウス(PHEVのプロトタイプ)>
となると、購入検討中の方が気になるのは、HVを注文するか、それともPHVの登場を待つべきかという点だろう。そこで今回は、この点について検証してみたい。
まず、各グレードの価格をおさらいしたい。プリウスのHV(FF車)は安価な方から下記のラインナップとなっている。
・「X」(275万円)
・「U」(299万円)
・「G」(320万円)
・「Z」(370万円)
なお、4WDのE-Fourは22万円の上乗せだ。
このうち、「X」と「U」が先代から基本キャリーオーバーされた1.8L、「G」と「Z」は新しい2.0Lエンジンを搭載するが、最廉価の「X」はレンタカーや業務用のグレード、「U」は毎月定額を支払う「KINTO」専用グレードなので、多くは2.0Lの「G」か「Z」という2択になるだろう。そして、「Z」はシートベンチレーションや12.3インチディスプレーオーディオ等を備えた豪華グレードで、売れ筋は「G」になると思われる。
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<上の写真:プリウス(ハイブリッドのZグレード)>
一方、PHVは現在わかっている情報だと最上級「Z」だけのモノグレード構成となる模様。その価格は出回っている情報によるとおおよそ460万円とのことで、これが正しければHVからの上乗せコストは約90万円となる。ちなみに、先代プリウスのPHVはHVより70万円程高かったので、HVとPHVの価格差はさらに開く模様だ。では、PHVは高い買い物なのかというと、リセールまで含めれば実はそうでもない。
<上の写真:プリウス(PHEVのプロトタイプ)>
この点、2021年式、走行5000km以下を条件として中古車情報を調べると、先代プリウスHVの価格は約300万円、一方でPHVは350万円だから、およそ50万円PHVの方が高い。ということは、手放す際の買い取り価格もPHVが50万円程高いと仮定し、新車時の70万円という価格差に鑑みると、中古になってやや縮まったとはいえPHVのプレミアムは相当程度維持されると見ることができる。
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なので、購入から売却までをトータルで考えれば、モーターだけで走れるがゆえに燃料代を節約でき、エコカー減税等で税金も安く抑えられるPHVに割高感はほとんどない。さらに、新型プリウスではシステム最高出力が、HV(2.0L)の199PSに対し、PHVでは223PSと2割以上強力になっており、走行性能の面でもPHVには独自の魅力があるのだ。
<上の写真:プリウス(PHEVのプロトタイプ)>
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つまり結論としては走りや「Z」並みの豪華装備に魅力を感じるなら、PHVの販売開始を待つのが正解となる。
<上の写真:プリウス(PHEVのプロトタイプ)>
ただ気がかりなのは、部品不足が続く中、PHVの納期がHVに比べどれほど長くなるかという点。既にPHVは先行受注が殺到して注文受付を停止しているという情報もあり、ここはかなり気になるところだ。
現在、HVの納期はおよそ1年のようだが、人気が集中しそうなPHVはこれと同じかやや長めになることは覚悟しておいた方がいいだろう。実際、「RAV 4」ではPHVが人気で受注休止になったほど。よって、1日でも早く新型プリウスに乗りたいという人は、2.0LのHVを今注文してしまうという判断も大いにアリだ。
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<おわり>
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