三菱が新型トッポを発売 トールボーイの先駆者!
掲載 更新 carview! 写真:編集部
掲載 更新 carview! 写真:編集部
三菱がトールボーイ型ワゴンの「トッポ」を発売する。リアヒンジドアを持つ同じカテゴリーのワゴンRやムーヴの販売が好調なだけに、同社としてもどうしても欲しかったモデルだが、そもそも三菱は1990年に発売した「ミニカトッポ」でこのカテゴリーのパイオニアとなり、その後も「トッポBJ(98年登場)」をラインナップした歴史がある。
トッポBJはその後「eKワゴン」に市場を譲る形で2004年に生産を終了するが、昨今のトールボーイ人気を受けて、大幅なブラッシュアップに加え、ネーミングもシンプルな「トッポ」として新たに復活を果たした。標準モデル(写真20~33)とともに、エアロ仕様のROADEST(写真1~19)も同時発売する。
復活とは言うものの、新型トッポは手の込んだモダナイズを受けている。トッポBJからeKワゴンへと進化したプラットフォームに、eKワゴンのパワーユニットや足回りを起用し、バネ&ダンパーをトッポ専用の低重心設計にして旋回安定性を向上している。
また、エンジンはNA・ターボ共に制御系をリファインして燃費を向上させた結果、FFのNAモデル(AT)が18.2~18.8km/L、ターボモデルが16.8km/L、4WDのNAモデルが17.2~18.0km/L、ターボモデルが15.0km/Lをマークする。トランスミッションは4速ATと3速AT。
エクステリアではサイドパネルをトッポBJから、ボンネットとヘッドランプをeKワゴン(写真34)から譲り受け、BJ譲りのリアフェンダーに呼応する専用デザインのフロントフェンダーとバンパーは一新されている。ボディカラーは全8色。
インテリアでは1430mmという軽トップクラスの室内高と、トッポBJ譲りの広いガラスエリアで開放感をアピール。また、UV&ヒートプロテクトガラスや消臭天井などのクリーンかつストレスフリーを謳うcocochi(ここち)インテリアや、夜間での防犯性を高める運転席限定アンロック機能付マルチモードキーレスエントリーなど、女性ユーザーを意識したアメニティも装備する。
また、シート骨格は前がeKベース、後がトッポBJベースで、走行安定感を高めるためにヒップポイントを低目に設定。インテリアのトリム類はeKよりも上質感を狙ったものになっているという。
また、ROADESTは専用メッキフロントグリル・エアダム、インテリアでも専用センターパネルを装着してドレスアップした。
価格は93万4500円(S・3速AT・FF)~156万9750円(ROADEST T・4速AT・4WD)。新型トッポの月販売目標台数は2500台。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
マツダ新型「“後輪駆動”セダン」実車公開! クーペな“スポーティ”モデル! ガソリンエンジンも搭載する「EZ-6」中国に登場
気になってしょうがない!トライアルのバイクの後輪にある謎のツブツブの正体とは?
マクラーレン『セナ・センプレ』…大胆なカラーで伝説のF1ドライバーを表現[詳細画像]
ランチア『イプシロン』新型は「動く傑作」?
外すのは論外! 付いていても調整しないと効果は半減! 頭を休める役割「じゃない」クルマのヘッドレストの重要性
持続可能燃料が普及しても、F1はハイブリッドであり続けるべき? メルセデスPU開発責任者に訊く「市販車開発に関連していなければいけない」
100円ショップの「カー用品」激安だけど本当に使える? 雨対策の「撥水ガラスコーティング」効果はいかに?
「東京ー成田の最短路」大混雑の末端区間! 未完の「北千葉道路」延伸部 “計画変更”で渋滞緩和なるか
【MotoGP】ホンダの大エースはいかにドゥカティファクトリーライダーになったのか。MotoGP王者マルク・マルケス激動の4年半を振り返る
「中身はどうせトヨタだから」といわれてきたレクサス車「なぜ最近、走りがよくなった?」開発陣が挑む「味磨き活動」の成果とは
マツダ「コスモスポーツ」復活の噂あった!? 斬新「コスモ21」とは? 今後は「2ロータースポーツ」も登場か
【マン島TTレース2024】予選5日間のスケジュールは相次ぐ変更 各クラスの総合結果と決勝レースの見どころ
【日本にピッタリ】MINIの“オシャカワ系”クロスオーバー「エースマン」発売! LBXなどのライバルに
【858万円】650psのハイパフォーマンスEV ヒョンデ「アイオニック5 N」発売
異色のハイブリッドと内外装変更。マイチェンと呼ぶには見どころ多めな新型「ポルシェ911」まとめ
【70年の歴史で初】コルベット E-Ray発表。6.2L V8+モーターでマッスルカーも電動四駆の時代に
気なるところ多少あれど…スバルの頂点「レガシィ アウトバック」はとにかく快適だった
ダイハツ謹慎終了の合図は新型「ムーヴ」。禁断のスライドドアでN-BOXやワゴンRをぶん殴る
ステップワゴン、ZR-Vなど4車種が価格改定 原材料価格と物流費が影響
【販売店も確信】次期「デリカD:5」やはり開発中。独自ボディとPHEV化で「デリカD:6」を名乗る?
“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】