アルファ ジュリアの走りは3シリーズに匹敵。残るはドイツに負けない先進感
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一
ジュリアに足りないものがあるとしたら…。それは見た目のアピール度だろうか。イタリアというとデザインやファッション性にビビッドな印象を持つかもしれないが、シルエットは美しくともディテールの主張は控えめなのが彼らの美徳である。だからドイツ勢のような、相手を押しのける迫力はあまりない。
またナビゲーションやインフォテインメントをスマホ任せにするのは確かに合理的だが、ちょっと投げっぱなしに過ぎる気もする。早くその開発を進め、ドイツ勢の向こうを張ってクルマから先に「ボンジョルノ!」としゃべりかけてくれるようになって欲しいものだ。スマホ連動で今日の予定を読み上げてくれるようだが、ドライバーはスマホではなくクルマとつながりたい気がする。
具体的に何とは言えないのだが、ともかく単純に走り“だけ”でアルファロメオが満足してしまっているような雰囲気が、そこはかとなくにじみ出ている気がするのだ。格付けは上になるが、アウディの「A6」が、シートベルトアンカーにまでLEDライトを配したのは見事だった。やり過ぎなくらいインパネのスイッチ類を廃してタッチパネル化をし、キーをオフにすればライトのLEDがひとつずつ消えて行く様は、近未来的だ。またボルボのセンターパネルも縦型で見やすく、機能も充実している。
伝統美を受け継ぐのと先進性を追い求めることは両立できる。アルファロメオがプレミアムブランドとしてこの先生きて行くのであれば、こうした部分は疎かにできないと思う。
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