ミニ クロスオーバー 大きくなった理由とは?
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:BMWジャパン
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:BMWジャパン
それでは、実際に走らせた印象だが、これがうまい具合にちゃんとMINIしている。前のめりに鼻先から前へ前へと進む姿はまんまMINI。それにアクセルのオンオフに合わせて上下するボンネットの動きや、いまさらながらの軽いトルクステアもMINI的である。まぁ、それがどうのというわけではなく、ステアリングを握ると元気になれるクルマであることは間違いない。
試乗したのはクーパーSの6MTということもあって、市街地からワインディング、高速道路まで軽快だった。クーパーSならATでも不自由ないと思っていたが、やはりMTの方がどのステージでも明らかに楽しい。ツインスクロールのターボチャージャーは下からトルクが出るためそれほどエンジンをまわす必要はないが、やはり引っ張れば引っ張っただけ恩恵を得られる。ひとクラス上の加速感はかなり魅力的だ。
また、このクルマにはアイドリングストップ機構が付いていたのも注目したい。クラッチの踏みしろの浅い部分でエンジンが再始動するため、踏み込んだ時にはアイドリングが安定していて気持ちの悪いところはない。この技術はBMW320iのMTと共有と思われるが、精度の高さは格別だ。
それから最後につけ加えたいのが、このクルマの静粛性。新設計のキャビンはかなりNVH対策が施されている模様。なので、その部分の快適性もひとクラス上、となるだろう。
ということで、MINIクロスオーバーを見てきたが、最後にデザイナーが面白いことをいっていたのでお伝えしよう。それはMINIのリセールバリュー。どうやら、MINIのリセールバリューは世界的に高く、3年3万マイルで新車価格に対し約60%の値がつくそうだ。で、彼いわく、その大きな要因はデザインで、“ヘリテージ”と“フューチャー”をちょうどいい加減で融合させたデザイン。要するに、自分の手柄ってことがいいたいらしく、終始笑みを浮かべていた…。
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