新型フェアレディZは、ビッグマイナーチェンジで正解だった。“最後のガソリンZ”ならではの硬軟自在の走りとは?
掲載 carview! 文:山田 弘樹/写真:日産自動車 142
掲載 carview! 文:山田 弘樹/写真:日産自動車 142
リアダンパーをさらに締め上げて、伸び側の動きを規制すれば、より安定感は増すだろう。しかしそれでは、日常領域におけるあのしなやかでリズミカルな動きが殺されてしまう。
だからこそ開発陣はそのディファレンシャルに、上級グレード用ではあるがメンテナンスが必要な、機械式LSDまで投入した。そして19インチタイヤをも用意している。もっと言えば、最廉価グレードを極端にシンプル化したのは、「自分好みにカスタムしてくれよ」というメッセージでもあるのだろう。あとはより高度な領域でのドライビングプレジャーを求める層に向けて、「バージョンNISMO」を設定してくれたら、言うことなしだ。
新型フェアレディZのキャラクターを冒頭で「バランス型」と形容したのは、そういうことである。スープラのような、もっといえばミドシップスポーツカーのような尖った操縦性ではないけれど、ゆったり走らせてもアクセルを踏みきっても、マシンとの対話が濃密に楽しめる。価格的にも性能的にも非常にバランスの取れた、V6ツインターボを搭載した上質なスポーツカーなのである。
こんなクルマをこの時代に残してくれたのだから、嬉しくなるじゃないか。サプライチェーンの状況が解決されるまでしぶとく待ち続けてでも、とっておきの一台として手に入れる価値は大いにあるはずである。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
アルピーヌ、水素エンジン搭載プロトタイプ『アルペングローHy4』を発表。WECスパでデモ走行実施へ
実は思ったより[軽微]じゃない!! ナメちゃいけない4つの交通違反行為
日本の基幹産業である「自動車」に政府も社会も冷たすぎる【短期集中連載:最終回 クルマ界はどこへ向かうのか】
えー日本橋だけじゃないの! 首都高都心環状線がルートまで変わるなんて知らんかったぞ!
「ひと目惚れ」注意 アルパインスタイル「Cal’s Motor」が横浜・港南台バーズに 5/10~12に展示
眩しすぎだぜどうにかしろ! 夜間の点灯は[ハイビーム]が基本ってマジか! ロービームだと捕まるってほんと?
カリフォルニア「最初の街」かつ「最後の街」のニードルスは、警官のノリの軽さも西海岸スタイルでした【ルート66旅_51】
ポルシェが両クラスで最速。ロッテラー組6号車、初日に続きFP3でもトップタイム/WECスパ
最後尾から大逆転! キャシディが今季2勝目をマーク|フォーミュラE第9戦ベルリンE-Prix
期待どおり!「熟成」ワゴン 新型フォルクスワーゲン・パサートへ試乗 巨大モニターは必要?
マルティン、完璧ポール・トゥ・ウィンでスプリント3勝目! 驚異11ポジションアップでマルケス2位|MotoGPフランスGP
キック・ザウバー離脱の可能性高まるボッタスに、ウイリアムズとハースが関心
どちらがお好み? コンパクトミニバン対決!「新型フリードvsシエンタ」注目ポイントはココだ
オラオラ系エアーに車中泊クロスター。ホンダアクセスの新型フリード用パーツがなかなかイケてる
【えっ、もう受注開始?】新型「フリード」今日から予約可! 6月の発売待ちは悪手。販売店ナマ情報
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500万円でライバルは高級SUV
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?
ゴルフにMINIにメルセデスに…初めての輸入車で絶対に失敗しない“王道” 5台とその理由