スマート&クール! 新型ジャガーXFに試乗
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:齋藤 正
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:齋藤 正
XFのルックスはモダンにしてスポーティ。そして他のどんなライバルにも似ていない強烈なオリジナリティをもっている。ジャガーとしてはまったく新しいデザイン手法を採用しているため、クルマ好き以外からも「ひと目見ただけでジャガーと認識される」ような域にはまだ達していないが、日本での正式発表を迎えたフラッグシップのXJ(発売は来年3月予定)は、XFの延長線上にあるデザインを採用した。数年後には、XFこそがモダンジャガーデザインの源流だったと言われることになるだろう。いずれにしても、メルセデスやBMW、アウディ、そしてレクサスとも明らかに異なるデザインは文句なしにスタイリッシュである。
衝突時にポップアップする装置を組み込むことで歩行者保護性能と“低さ”を両立したデプロイアブル機構=ハイテクボンネットもさることながら、強く傾斜したフロントスクリーンと、テールエンドに向かって大胆に下降していくルーフラインは圧巻。4ドアセダンでありながら、まるでクーペのような優雅さとスポーティさをもっている。これほど伸びやかなサイドビューをもつセダンを僕は他に知らない。その姿は4ドアセダンの範疇を超え、完全に流麗なクーペの領域に入っていると言っていいだろう。事実、XFのフロントスクリーンとリアスクリーンの傾斜角は、スポーツモデルのXKと同じだという。
その反面、後席に乗り込む際は腰と首を大きくかがめないと頭がルーフをクリアできないというネガはある。それでも5m近い全長のおかげで大柄な男性4人が楽に乗り込めるだけのスペースを十分に確保しているし、ショーファードリブンではなくドライバーズカーというキャラクターを考えれば後席の乗降性も決定的な弱点にはならない。ネガを理解した上で、ルックスに惚れてXFを選ぶ人はきっと多いはずだ。
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