ボルボ新型V60。最新のデザイン言語採用で強力なライバルに臨む
掲載 更新 carview! 写真:ボルボ・カーズ
掲載 更新 carview! 写真:ボルボ・カーズ
ボルボは、ブランドの中核を担うミドルサイズワゴン「V60」にフルモデルチェンジを実施し、21日に披露した。先週公開された予告映像では断片的な姿しか見られなかったが、今回ついにその全容が明らかとなった。
「メルセデス Cクラスステーションワゴン」「BMW 3シリーズツーリング」「アウディ A4アバント」など、強力なライバルがひしめくこのクラスに投入された新型V60は、エクステリア、インテリアともにフラッグシップの「V90」などに通じる最新のデザイン言語を採用する。
特にインパネ周辺のシンプルで温かみのある造形は、ドイツやイギリスのライバル達とは明確に異なるもので、ハンス・ウェグナーのチェアなどに代表される北欧デザインを好む向きにはたまらなく魅力的に映るだろう。もちろん長年ワゴンを作り続けてきたボルボだけに、荷室の使い勝手や実用性も徹底的に追求されている。
また、新型のプラットフォームはメーカーが各モデルで共通化を進める「SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)」に一新され、拡大された居住空間、「Apple CarPlay」などのコネクティビティ、さらには先進のドライバーサポートシステムを備えたモデルへと、先代から長足の進歩を遂げている。
パワーユニットは「T5」と「T6」に直4ガソリンが、「D3」と「D4」に直4ディーゼルがそれぞれ採用されるほか、遅れてガソリンエンジンにモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)モデルも2種類導入される見込みだ。特に、PHEVは340馬力と390馬力という高出力を誇るから、エコと同時にモアパワーを求める顧客はその登場まで暫く待つのもいいだろう。
一昔前までボルボといえば、ヒット作となった「940」や「850」に代表されるボクシーなフォルムが特徴だったが、今ではスタイリッシュなワゴン、SUVの代名詞となった感がある。新型V60もアクティブなライフスタイルを楽しみながら、デザインにもこだわりを持つファミリー層には最高の選択肢となりそうだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
コンパクトでも中は広々! 山小屋のような雰囲気も魅力のダイハツ アトレーがベースの軽キャンパー
三菱4WDターボセダンは[ランエボ]だけじゃない! 爆裂V6ツインターボの最終型[ギャランVR-4]こそ至高のスポーツセダンだ!!
約20年ぶりの4気筒スカイライン!! ファン感涙もまさかのベンツ製…なんか違くないか!?!?
スズキ新型[スイフト]は前年の1.6倍の爆売れ!! それでも[ソリオ超え]ができないワケ
今や[カローラアクシオ]だけ!! 5ナンバーセダンの[プレミオ・アリオン]終売は正しかったのか!?
スバル ニュルブルクリンク24hレースでクラス初優勝 高次元のパフォーマンス証明
トップタイムは岡本裕生、鈴鹿8耐組では名越哲平。DUCATI Team KAGAYAMAは3人が走行/2024鈴鹿8耐合同テスト 1日目
開幕直前!「ふじのくにキャンピングカー&アウトドアショー2024」注目車両を紹介!
夏休みはスーパーGTだ!シリーズ第4戦、8月開催 キャンプ泊観戦など楽しみ方いろいろ
中上貴晶、濡れた路面で10番手「楽しみつつマシンを理解できた」/MotoGPムジェロ公式テスト
ピレリ、モナコGPなど2025年の市街地戦により柔らかい“C6”タイヤを追加へ。多様な戦略利用を提案
ウエットでKTMが上位に。ホンダは雨でも走行続行でマリーニが最多周回/MotoGPムジェロ公式テスト
【858万円】650psのハイパフォーマンスEV ヒョンデ「アイオニック5 N」発売
異色のハイブリッドと内外装変更。マイチェンと呼ぶには見どころ多めな新型「ポルシェ911」まとめ
【70年の歴史で初】コルベット E-Ray発表。6.2L V8+モーターでマッスルカーも電動四駆の時代に
気なるところ多少あれど…スバルの頂点「レガシィ アウトバック」はとにかく快適だった
ダイハツ謹慎終了の合図は新型「ムーヴ」。禁断のスライドドアでN-BOXやワゴンRをぶん殴る
ステップワゴン、ZR-Vなど4車種が価格改定 原材料価格と物流費が影響
【販売店も確信】次期「デリカD:5」やはり開発中。独自ボディとPHEV化で「デリカD:6」を名乗る?
“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】
【そもそも買えるの?】ランクル300と250、レクサスLXとGX。“最強に買い”なモデルとは