「ランクル250」検討中なら…比べておきたいタフ(男前)と高級をイイとこ取りする王道SUV3強
掲載 carview! 文:編集部 99
掲載 carview! 文:編集部 99
「ランドクルーザープラド」改め、名実ともに刷新された新型「ランドクルーザー250」。8月に初披露されたそのエクステリアは、プラド時代の都会派路線から一転、タフで無骨な印象を強め、本格クロカンのイメージを前面に押し出してきた。
昨今のクロスオーバーSUVブームで車種が増えすぎたゆえ、本格派への先祖返りが世界的な潮流となっていることを鑑みての路線変更といえるだろう。
>>ランドクルーザー250ってどんなクルマ? 今わかっている情報はこちら
>>新型「ランクル250」のスタート価格は500万円台後半。北米仕様から割り出した!
もっとも今SUVの中でも人気が高いのは、オフロード性能を極めたモデルというよりは、プレミアムな質感を備えたモデル。そこで今回はそうした視点から、2024年前半に予定される「ランクル250」の購入を検討している人に向け、併せてチェックしておきたい競合モデルを3台集めてみた。
まず、最初に紹介するのは本格クロカンの老舗ランドローバーが送り出す「ディフェンダー」だ。ご長寿モデルだった先代のレガシーを上手く受け継ぎながら、レンジローバー譲りのプレミアム性を盛り込んだのは、さすが英国ブランドの手腕。今や都心では見ない日がない程の人気モデルとなっている。
ボディバリエーションは、ショートの「90」、標準の「110」、ロングの「130」とホイールベースの異なる3種類から選べるところも魅力で、オフ性能を追求したい向きからファミリー層まで幅広いニーズをカバーする。
>>ディフェンダーってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら
>>ディフェンダーのユーザーと専門家の評価はこちら
>>ディフェンダーのグレードごとの価格やスペック情報はこちら
<写真:ディフェンダー110>
売れ線の標準ホイールベースにディーゼルエンジンの組み合わせだとスタート価格は823万円となるが、“いいモノ”感はズバ抜けているから、買って後悔はしないだろう。
ひとつだけ注意が必要なのは、ディフェンダーは今回紹介する車種の中で唯一、本格クロカンでありながらフレーム構造ではなくモノコックボディを採用しているところ。オンロードでの快適性が高い反面、オフロードをガンガン走ったり、10年以上の長い期間使用したりするような想定では、よりタフなつくりのフレーム構造に軍配が上がる。その点を踏まえて選ぶべきだろう。
>>ディフェンダーの何が気になる? みんなの質問はこちら
>>ディフェンダーの中古車情報はこちら
次は、元祖ジープの血筋を受け継ぐ「ラングラー」。元々は、プレミアム性とは程遠い存在だったが、昨今のモデル、特に日本に導入されている上級仕様では、大型モニター付きのインフォテイメントシステムやステッチ入りのインパネ表皮が奢られ、さらにアコースティックガラスや遮音剤の追加により、「史上もっとも静かな室内空間を実現した」とうたわれるなど、現行型になってプレミアム度を一気に引き上げてきた。
>>ラングラーってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら
>>ラングラーのユーザーと専門家の評価はこちら
>>ラングラーのグレードごとの価格やスペック情報はこちら
<写真:ラングラー ルビコンX(北米モデル)>
しかも、ルーフ後半部分を取り外せるフリーダムトップや、前後リジッドのサスペンションなど、アメリカ流の遊び心を大切にした本格クロカンという点では、他の追従を許さない。難点を挙げるなら、相次ぐ値上げにより、ついにスタート価格870万円と、こちらも完全にプレミアムとなったお値段だろう。なお、ボディバリエーションは4ドアのほか、ピックアップ版の「グラディエーター」も用意され、日本でも購入可能だ。
>>ラングラーの何が気になる? みんなの質問はこちら
>>ラングラーの中古車情報はこちら
>>グラディエーターってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら
最後は国産車からトヨタ「ランドクルーザー300」を紹介したい。プレミアムクロカンの代名詞とも言えるランクル300は、14年ぶりとなる一昨年夏のフルモデルチェンジでダウンサイジングターボエンジンや10速ATの採用など、一気に進化を遂げた。ただし、ボディサイズや走破性に関わるデパーチャーアングルなどは先代を基本的に踏襲しており、「従来モデルで走れた道が新型では走れない」という事態を徹底して防いでいる。
これはランクル300が単なるライフスタイルアイテムではなく、生命にかかわる場所での移動手段として作られているためで、こうした設計思想そのものがライバル達に対するアドバンテージとなっている。
>>ランドクルーザー300ってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら
>>ランドクルーザー300のユーザーと専門家の評価はこちら
>>ランドクルーザー300のグレードごとの価格やスペック情報はこちら
<写真:ランドクルーザー300 GRスポーツ>
おまけに、値上げされたとはいえ、ランクル300は売れ線グレードで600~700万円台と、まだまだカテゴリーの中では相対的に安価。ゆえに問題は最長5年と言われた納期だけだが、こちらも徐々に解消してきているようだから、もはや死角が見当たらない。
>>ランドクルーザー300の何が気になる? みんなの質問はこちら
>>ランドクルーザー300の中古車情報はこちら
以上、ワイルドな存在感が魅力のプレミアムクロカンSUVを3台ピックアップしてみた。それぞれ異なる個性を持っているので、好みの1台を見つけてもらいたい。
写真:トヨタ、ジャガー・ランドローバー、ステランティス
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
トヨタ新型「ハリアー」!? めちゃ”精悍デザイン”で超カッコよく!? ワイド&ローな大胆予想したCG「2025 VENZA」に反響も
国産旧車からBMW「1シリーズ」に乗り換え…5ドア2シーターで「憧れていたシルキー6で最速のE87を目指したいです」
5月18・19日にFIMトライアル世界選手権がモビリティリゾートもてぎで開幕。Enjoy Hondaなどイベントも盛りだくさん
【オンライン150台限定発売】 アウディA1スポーツバック・アーバン・シック・エディション
Moto2フランス予選|アロン・カネットがポールポジション獲得。小椋は不完全燃焼17番手
トーヨータイヤが小型EVトラック専用スタッドレスタイヤ『NANOENERGY M951 EV』を発表
出力大幅アップ! ブリッツから『ジムニー』MT用・専用ECU付きボルトオンターボシステムが登場
鉄仮面な“BMWグリル”付き「バイク」実車公開! 美しすぎるシルバーボディがたまらない! MOTOR FORCEの「R100/7」とは
【スタッフ通信】プレミアムSUV 2台でGO!!
いま大型トラックは小径タイヤが人気! どんどん大径化する乗用車とは真逆のトレンドなワケ?
グーマガ 今週のダイジェスト【5/4~5/10】GW中のスクープ、見逃してませんか?
もてぎでド迫力のトライアル世界選手権が開催 ロードレースにはない選手と観客の一体感がスゴい!
どちらがお好み? コンパクトミニバン対決!「新型フリードvsシエンタ」注目ポイントはココだ
オラオラ系エアーに車中泊クロスター。ホンダアクセスの新型フリード用パーツがなかなかイケてる
【えっ、もう受注開始?】新型「フリード」今日から予約可! 6月の発売待ちは悪手。販売店ナマ情報
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500万円でライバルは高級SUV
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?
ゴルフにMINIにメルセデスに…初めての輸入車で絶対に失敗しない“王道” 5台とその理由