メーカーも唸る職人芸!オーテックイズムが炸裂
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:中野 英幸
古くは日産ステルビオ(伊ザガート・デザインのあれ)を作り、歴代スカイラインのオーテックバージョンを手がけ、最近ではマイスター中島氏が仕上げたフェアレディZバージョンニスモとマーチ12SRという名作グレードを世に送り出した職人集団…。われわれエンドユーザーにはそうした「日産系のエンスー・コンストラクター」というイメージが強いオーテックジャパンだが、その主たる業務は日産車をベースにした特装車の製作である。福祉車両をはじめタクシー、運転免許教習車、救急車に冷凍車、タンクローリーにVIP用リムジン…にいたるまで、オーテックジャパンはそれこそ「日産車ベースなら何でも作る!」という日産の100%子会社だ。
また、彼らは日産GTマシンのワークスエンジンも手掛けているのだが、考えてみれば、モータースポーツ車両も自動車メーカーにとっては一種の特装車である。
しかし、オーテックジャパンの活動範囲はそれだけに止まらない。われわれがよく知っている「それもオーテック!?」といえる仕事が、日産の市販モデルに用意される特徴的な新グレードの企画・生産がある。1980年代から90年代にかけて日産RV(これじたい懐かしい響きだが)に「フウライボウ」、「ウミボウズ」、「カッパ」、「ヤマアラシ」、「キタキツネ」といった珍ネーミング(失礼!)グレードがあったことをご記憶の方もいるだろうが、これらはすべて彼らの作品だ。さらに、今や日産ミニバンの定番となっている「ハイウェイスター」も最初はオーテックジャパンの企画であり、それが日産本体の基幹グレードに昇格したのだ。このハイウェイスターのような例は日産+オーテックジャパンとして最も望むべき姿であり、彼らは日産グループの先行企画開発部隊という役割も担っている。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
シボレーの新型電動SUV、航続513km…『エクイノックスEV』の米国受注開始
予選大失敗のアロンソ、エミリア・ロマーニャGP決勝に向けセットアップ変更。ピットレーンスタートを選択「その方が、いくつかメリットがある」
レッドブル&HRC密着:RB20に5つのアップデートを実施。初日は「期待ほどパフォーマンスはよくなかった」と不安が残る
完成度の高いアッパーミドルサルーン、新型「クラウン」セダンの魅力
マクラーレン、打倒フェルスタッペン狙いの”ギャンブル”はしない!「手は尽くすが、サイコロは振らない」
東京多摩を貫く「幻の街道」とは? 青梅街道から“分岐するはず”の大幹線 影も形も…ちょっとある!
日産「新型ミニバン」初公開! ちょっとビッグな「エヴァリア」! 3列7人乗りの「欧州のオシャレミニバン」は日本でもアリか
ルーキー岩佐歩夢が魅せた! 2番手以下にコンマ3秒差をつけSF初ポールを獲得【第2戦予選レポート】
完成度の高いアッパーミドルサルーン、新型「クラウン」セダンの魅力
完成度の高いアッパーミドルサルーン、新型「クラウン」セダンの実力
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年5月12日~5月18日)
機能とデザイン、どちらも大事! 愛煙家は必見…新作アッシュトレイ【特選カーアクセサリー名鑑】
【装備充実】ミドルサイズSUV「F-PACE」にジャガー90周年特別仕様車を追加 917万円から
スバル「レガシィ」生産終了。あなたが最も印象に残っているのはどのモデル?【写真でチェック】
三菱の軽EV「eKクロス EV」一部改良。グリーンやライラックのお洒落系カラーも登場。価格上昇は控えめ
「ランドクルーザー250」のおすすめグレードとは? 長く乗りたい人は“ナビ選び”に注意!?
コンパクトSUV「キックス」が仕様向上 日産創立90周年記念モデルは装備が充実!
【禁断のアウトドアミニバン比較】新型フリードクロスターとデリカD:5を比べたら、意外と悩ましい結果に…
アウトドアでも人気の日産「キャラバン」が改良 アースカラーな2つの新色も追加!
日産「エクストレイル」仕様向上! 日産90周年記念車も同時に登場、アクセントは「カッパー」
アメリカでハイブリッド勢が大躍進。EV神話のメッキがはがれて…この後どうなる?