メルセデスSL・海外試乗 甘美なスポーティネス!
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:メルセデス・ベンツ日本
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:メルセデス・ベンツ日本
メルセデス・ベンツSLクラスの国際試乗会は、ロスアンジェルスから近いサンタモニカのホテルがスタート地点となった。1954年にガルウィングの初代SLがデビューし、57年にはロードスター50台が販売されたが、その記念すべきデビューの場所がここ、サンタモニカだったそうだ。カリフォルニアの真っ青な空と暖かい気候に、おしゃれなオープンモデルのSLは似合いすぎるほどに映え、人々を魅了したことは想像に難くない。
それから約54年の時を経て、ふたたび記念すべき地に戻ってきた新型SLクラス。時代が変わっても、スタイルが変わっても、SLのポジションやそれに対する憧憬は変わらないような気がする。メルセデス・ベンツというブランド自体がプレミアムであり高級なわけだけれど、その中でもSLクラスはスペシャルな存在だ。2シーターオープンでありながらラグジュアリーでありスポーティでもある。考えてみると、ライトウェイト系の2シーターオープンカーは数あれど、ラグジュアリー志向の高級2シーターオープンモデルはかなりレアな存在だ。見るからにものすごく贅沢で、優雅な雰囲気を醸し出している。
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