日産ジュークは日本の 常識を変えられるか?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
最近漠然と、だがしかし確実に感じるのが新車がつまらないことだ。出るクルマ出るクルマ出来はいいし、計画も練りに練られていて、衝突安全はもちろん、燃費性能に排ガス性能、そのほか法的適合性も完璧。だが、あまりワクワクしない。この“ワクワク”という言葉自体、どこか漠然とした表現で失礼な話ではあるが、とにかく私の心のどこかがゴゴゴ…と揺り動かされないのだ。
それはきっと私や社会のふところ具合もあるし、法律の縛り、世間の縛り、家族等による縛りもあると思うが、基本的に世の中が守りに入ってるからのような気がする。
特にそれが伺えるのが昨今のリバイバルデザインである。私自身、さんざん絶賛しといてなんだが、BMWミニ、フィアット500、メルセデス・ベンツSLS、古くはVWニュービートルとどれも出来は素晴らしいし、乗ると感動もするし、時には自ら買う時もあるが、厳しく言うと焼き直し。ニューテクノロジー、ニューアイデア満載でも既定路線。言わば良く出来た二世議員のようなものかもしれない。
さて、話は変わるが最近私は突然ホンダ・シティを買ってしまった。それも86年式のカブリオレだ。ハッキリ言ってボロい。ボロいだけでなく、怖い。乗ってるとあまりの剛性感の無さでいつでも死ねる気がする。
でも楽しいのだ。そこにはおそらく私の深層心理が投影されており、青春時代のノスタルジーもあるが、それ以上にその思いつき具合が楽しい。作りは荒いが「こんなのあったら楽しそうでしょ?」の気持ちだけで作ったようなのだ。♪若さゆえ~という。
閑話休題、今回の本題である先日発表の日産ジュークである。まさに“ジョーク”と間違わんばかりのユニークなネーミングもそうだが、なぜか妙にワクワクする。それも私の初代シティにも似たワクワク感である。いったいなんなんだろうか、この気持ち…
私はいつもよりいそいそと横浜の試乗会場に向かったわけである。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
手軽さ&ツヤ&水弾き すべて「最高クラス」!!! スマホにも使えちゃうガラスコーティング剤「CCウォーターゴールド」!!!
「アバルト595」の走りが繊細かつキレッキレに!「KW」の2WAY車高調でスポーツ走行の楽しさが大幅アップです【デモカー試乗】
「自動運転 = 最新技術」と思いきや、無人バスが30年以上も運行される国があった!
ジープ、600馬力の新型電動SUV『ワゴニアS』発表…航続483km以上
レクサス新型「小さな高級車」実際どう? 全長4.2m級で“めちゃプレミアム”!? 「使って」わかった「LBX」の価値とは
小田急バス最長路線「新宿駅西口‐よみうりランド」今年も運行へ
すらりと伸びた足が美しい!! ストイックビューティー廣川エレナ from D’station Racing「D’stationフレッシュエンジェルズ」
EVの車載充電器の安全性向上へ、旭化成エレクトロニクスと欧州SALが共同技術検証に成功
なぜ軽自動車は「64馬力」が上限? エンジン出力向上&技術力も上がったのに… 「軽の最大出力」現状維持する理由とは
その名は「小馬」、全長3mの小型EVは航続170km…第一汽車「奔騰」ブランドが発売
販売期間はわずか2年のみ!! 1.6L直4+5MTにオープンって最高! 激レアの[ルノー ウインド]が魅力の塊だった
バカ売れしそうな気がするけどナゼ? ロータリーもディーゼルもフルHVの軽自動車も存在しないワケ
【そもそも買えるの?】ランクル300と250、レクサスLXとGX。“最強に買い”なモデルとは
【228万円】一番安いのに装備が充実…? 「マツダ3 ファストバック 15S」はアリかナシか
売れてる軽EV「サクラ」がライラック×黒の乙女系2トーン追加や仕様向上。価格は約4~5万円上昇
こっちが本命? ノートクロスオーバーがデザイン一新。タフ感強調で本家よりアリかも…?
【電動ツインブースト!】新型「911」の目玉はハイブリ搭載「GTS」。加速が大幅進化の理由
ヒロミ絶賛の乗り心地、電動トノカバー高すぎ!? 発売から3ヶ月経ったトライトンのユーザー評価は?
BMW最小SUV「X1」に新グレード追加! 1.5Lの“sDrive18i”は最安の540万円
活気を取り戻すイタリア車。名門「ランチア」の“懐かし系”ニューモデルたちは日本に入ってくるか?
【さよならフィアット500】ついにエンジン車が終了宣言。まだ買える500のグレードまとめ