新型アウディA3スポーツバックに先行試乗。ゴルフより硬目だがアウディらしい走りやマイルドHVのパワー感がある
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 654
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 654
「アウディ A3」は“プレミアムコンパクト”として1996年に登場した。後にこのセグメントには「BMW 1シリーズ」(2004年)や「メルセデス・ベンツ Aクラス」(W168:1997年、W176:2012年)が登場するが、A3は「VW ゴルフ」と共通プラットフォーム(PQ34)を使用することによって、1シリーズやAクラスよりも安く提供できたので、財布が軽いが背伸びをしたい若者に受けたのが成功に繋がったのだ。以来500万台が生産され、2012年から販売されている3世代目に代わって、今回フルモデルチェンジを受けた4世代目が誕生した。
試乗会が行われたのはスペインの観光地グラナダで、まだコロナウイルス拡散の一歩手前であった。チャーター機で空港に降り立つとA3スポーツバックが我々ジャーナリストを待ち受けていた。
開発コード「8Y」と呼ばれる新型A3スポーツバックは、先に発表されたゴルフ8と同じ「MQB Evo」プラットフォームが採用されているが、ボディサイズは全長4343mm、全幅は1816mm、全高1449mm、ホイールベース2636mmと、新型ゴルフよりも59mm長く、37mm幅広く、42mm低い。すなわちプロポーションはスポーティで格好良い。その代わりトランクスペースは380~1200Lとわずかに小さい。
エクステリアデザインはデジタルデザインと名付けられた破線デイドライビングライトをもったLEDヘッドライト、ボンネットと切り離され、さらに大型化された三次元シングルフレームグリルが一層の存在感を放ち、その左右下ではクロームの開口部を持つエアインテークがスポーティなアクセントとなっている。リアは同じモチーフの鋭利な矢尻のようなリアコンビネーションライトが印象的だ。
12.3インチ(オプション、標準は10.5インチ)のコックピットのデジタル表示はゴルフよりもモダンでスポーティなアウディ独自のデザイン。第3世代のMIB(モジュラー インフォテインメント システム)は現在ではほぼ常識となっている音声コントロールはもちろん、最新のコネクティビティやCar-to-X機能を装備している。
ダッシュボードやコンソール周りに使用されている素材もゴルフ8よりも吟味されたもので、ハードプラスチックは見当たらない。ホールド性に優れたクロス張りシートの表皮は45本のペットボトルをリサイクルしたものだが、見た目も、触っても、安っぽさは全く感じられない。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
「ゲレンデ」にも電気の時代が来た! メルセデス・ベンツGクラス G 580へ試乗 破壊的に速い4モーター
ランボルギーニとテクニクスがコラボした「ターンテーブル」が登場! V12サウンドを収録したレコードが付いてきます
三菱軽「eKクロスEV」最新モデル発売! 新色加わり10色展開 安全機能と「使い勝手」もアップ!
F1イモラとニュル24時間に同時参戦!? フェルスタッペン、リアルとゲームを両立「2~4時間はシムに乗れるはず」
アルボンとの契約延長は大きな後押しに。2025年以降のドライバー選択にも余裕が生まれたウイリアムズF1
FIAとF1が歩み寄り。“新しい戦略計画”を策定し「スポーツ全体に最高の結果をもたらす」ために協力
DSの主力ハッチバック『DS4』に“ひなげし”の花をイメージした特別仕様車が登場。ChatGPTも搭載
中国EVアイウェイズ、国内市場から「撤退」 価格競争で経営難 欧州へ軸足移す
アストンマーティンが英国で最も権威ある「キングスアワード」を受賞! 特注インテリアの特許技術により3度目の受賞となりました
ルクレールFP1最速! フェラーリ母国で幸先良いスタート。角田裕毅6番手……フェルスタッペン精彩欠く|F1エミリア・ロマーニャGP
走りを楽しみたい人へ──新型レンジローバースポーツ試乗記
F1エミリア・ロマーニャFP1速報|ルクレールがトップ。RB角田裕毅は6番手
コンパクトSUV「キックス」が仕様向上 日産創立90周年記念モデルは装備が充実!
【禁断のアウトドアミニバン比較】新型フリードクロスターとデリカD:5を比べたら、意外と悩ましい結果に…
アウトドアでも人気の日産「キャラバン」が改良 アースカラーな2つの新色も追加!
日産「エクストレイル」仕様向上! 日産90周年記念車も同時に登場、アクセントは「カッパー」
アメリカでハイブリッド勢が大躍進。EV神話のメッキがはがれて…この後どうなる?
新型「ゴルフGTI」欧州発売。大幅改良で魅力アップも…円安で驚愕の700万円超えもあり得る?
超人気モデルの納期「ウン年待ち」は今どうなってる? ランクル、アルヴェル、ジムニー最新事情
【大幅性能アップ】ポルシェ「911」ハイブリッド正式予告。チラ見せ画像とタイムからわかること
今夏、北米で発売予定の新型日産「キックス」新着フォト集! 国内仕様に期待膨らむ!