63年モノの伝説の名車300SLでミッレミリアに出場した・後編
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
5月17日、スタートの日がやってきた。集合場所はブレシア(イタリアの都市名)だが、盛り上がっていると思っていた街中は意外に静かで、一部にミッレミリアの旗が立っている程度だ。聞けば我々のようにワクワク喜んでいる連中とは反対に、無用な交通渋滞などで迷惑をしている人達もおり、通過する町によっては市長がアカラサマな反対表明をしているケースもあると聞いた。スタート地点であるブレシアは幸いなことにそうではなさそうだ。
こうした状況だが年々エントリー数は増え続け、昨年の375台から今年は450台へと増加している。まあ、これは今年が1927年に最初のミッレミリアが始まってから、ちょうど90年、そしてヒストリック・ミッレミリアとして再誕生した1977年から40周年という一区切りの意味で参加者が増えた可能性もある。言うまでもないが、ミッレミリアの出場資格は1927年から1957年までに作られたクルマで、一度でもこのレースに参加したモデルに限られる。日本車はまったくカヤの外である(※日本版のラ フェスタ ミッレミリアには特別枠がある)。
話を戻そう。まず、集合場所のメッセ会場で免許証のチェック、そしてクレデンシャルの配布が行われる。交通警察による免許証チェックはナンバーだけ控えるドイツのクラシックカー・ラリーなどよりも厳しく、時間を掛けて行われた。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
予選大失敗のアロンソ、エミリア・ロマーニャGP決勝に向けセットアップ変更。ピットレーンスタートを選択「その方が、いくつかメリットがある」
レッドブル&HRC密着:RB20に5つのアップデートを実施。初日は「期待ほどパフォーマンスはよくなかった」と不安が残る
完成度の高いアッパーミドルサルーン、新型「クラウン」セダンの魅力
マクラーレン、打倒フェルスタッペン狙いの”ギャンブル”はしない!「手は尽くすが、サイコロは振らない」
東京多摩を貫く「幻の街道」とは? 青梅街道から“分岐するはず”の大幹線 影も形も…ちょっとある!
日産「新型ミニバン」初公開! ちょっとビッグな「エヴァリア」! 3列7人乗りの「欧州のオシャレミニバン」は日本でもアリか
ルーキー岩佐歩夢が魅せた! 2番手以下にコンマ3秒差をつけSF初ポールを獲得【第2戦予選レポート】
完成度の高いアッパーミドルサルーン、新型「クラウン」セダンの魅力
完成度の高いアッパーミドルサルーン、新型「クラウン」セダンの実力
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年5月12日~5月18日)
機能とデザイン、どちらも大事! 愛煙家は必見…新作アッシュトレイ【特選カーアクセサリー名鑑】
初優勝・牧野任祐の涙に、ダンディライアン村岡総監督も感極まる。苦悩する若武者に密かに感じていたシンパシー「自分を見ているようだった」|スーパーフォーミュラ第2戦
【装備充実】ミドルサイズSUV「F-PACE」にジャガー90周年特別仕様車を追加 917万円から
スバル「レガシィ」生産終了。あなたが最も印象に残っているのはどのモデル?【写真でチェック】
三菱の軽EV「eKクロス EV」一部改良。グリーンやライラックのお洒落系カラーも登場。価格上昇は控えめ
「ランドクルーザー250」のおすすめグレードとは? 長く乗りたい人は“ナビ選び”に注意!?
コンパクトSUV「キックス」が仕様向上 日産創立90周年記念モデルは装備が充実!
【禁断のアウトドアミニバン比較】新型フリードクロスターとデリカD:5を比べたら、意外と悩ましい結果に…
アウトドアでも人気の日産「キャラバン」が改良 アースカラーな2つの新色も追加!
日産「エクストレイル」仕様向上! 日産90周年記念車も同時に登場、アクセントは「カッパー」
アメリカでハイブリッド勢が大躍進。EV神話のメッキがはがれて…この後どうなる?