アウディの最上級SUV「Q8」は後席もラゲッジもしっかり使えるSUVクーペだった
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹、アウディジャパン
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹、アウディジャパン
欧州ではガソリンとディーゼル2種類のV6エンジンがありますが、日本に投入されるQ8のパワートレインはガソリンのみで、48Vのマイルドハイブリッドユニットとなります。3.0リッターV6ターボエンジンの最大出力は340ps/5200~6400rpmで、最大トルク500Nm/1370~4500rpmというスペック。トランスミッションは8速ATのティプトロニックを採用しています。
組み合わされる48Vマイルドハイブリッドシステムは、10Ahのリチウムイオンバッテリーとベルト駆動式のオルタネータースターターにより、制動時には最大12kWの回生能力を発揮。エンジンが停止した状態でも一定時間のコースティングが可能となっています。
駆動方式はアウディ十八番の4WDシステム「クワトロ」で、通常時の前40:後60の駆動配分を、状況に応じて前70:後30~前15:後85の範囲で可変制御。また、オプションのアダプティブエアサスペンション装着車の場合、走行状況により車高を+50mmから−65mmまで、115mmの範囲で調整可能となります。
運転支援機能では、アダプティブクルーズコントロールやレーンキープステアリングアシストなどを標準で搭載しつつ、パッケージオプションによりアウディ初となる緊急時にクルマを走行レーン内に自動停止させる「エマージェンシーアシスト」や、駐車時に縁石への接触を回避する「カーブストーンアシスト」などが追加可能です。
新世代Qファミリーの尖兵となるQ8のグレード展開は、エンジンなどパワートレイン系は同一で、装備などの仕様違いにより3種類。ベースグレードとなる「Q8 55 TFSI クワトロ」が1010万円(消費税10%込)、スポーティ仕様で22インチホイールやスポーツ向けエアサスペンション、スポーツシートなどが付く「デビューパッケージ Sライン」と、快適仕様でパノラマサンルーフやエアサスペンション、マッサージ機能付きシートが付く「デビューパッケージ ラグジュアリー」がそれぞれ1122万円(同税込)となっています。
ちゃんと使えるクーペスタイルSUV、アウディ Q8はその価格帯から言ってもバカ売れすることはないでしょうが、日本でどのような評価を得るのか、興味をもって見ていきたいと思います。
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