アウディA4、頂点モデルと本命モデルに試乗!
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:齋藤 正
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:齋藤 正
2008年に史上初となる年間販売台数100万台を突破したアウディ好調の理由は、やはり自動車メーカーの命である「プロダクト」にある、と見るのが自然だろう。アウディといえば、必ず引き合いに出されるのがBMWとメルセデス・ベンツで、事実同社は長きに渡ってこの2社に次ぐ位置づけと認識されてきた。しかし以前は離れていた2社との距離が、数字が示すように確実に縮まりつつある。その原動力となっているのが商品そのものなのだ。実はこれには確固たる理由がある。
これまでの歴史を振り返っても、アウディのプロダクトはメルセデス・ベンツやBMWの同クラスに対して、わずかに大きなボディを与えるなどの差を付けており、これは今も実践されている。例えばアウディの基幹モデル「A4」を、メルセデス・ベンツ CクラスやBMW・3シリーズと比較しても明らかである。またアウディはかつてからクワトロと呼ばれる独自の4WDシステムをウリにして、FRが基本となるメルセデス・ベンツやBMWとの違いをアピールし続けてきた。
ただこれらは直接の原動力ではない。重要なのはやはり、デザインの変化にあるといえるだろう。特に1997年に登場した「A6」と、1998年に登場した「TT」は、アウディに最先端のデザイン能力があることを世に知らしめただけでなく、その後の自動車デザインに大きな影響を与えたほどだ。デザインにおいてはメルセデス・ベンツやBMWの“次”ではなく、それを“上回る”ものを実現した頃からアウディは好調の階段を上り始めた。同時にアウディのデザインは、他と比べても明らかに高いクオリティを手に入れていく。少し俗な言い方だが、同じ価格帯にある同クラスの中で、もっとも高価かつ高級な見栄えを持つに至ったのだ。
そしてこうした見栄えの良さが、ライバルよりも大きなボディや独自のメカニズムをさらに引き立てている。特にメカニズムにおいてはクワトロだけでなく、直噴エンジンFSIや直噴ターボエンジンのTFSI、ツインクラッチ式自動MTのSトロニックなどを採用し、トレンドの火付け役として君臨してきた。この辺りは同社の「技術による先進」というフレーズをしっかりと体現している。
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