アルファ8Cスパイダー クルマの快楽ここにあり
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:FCAジャパン
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:FCAジャパン
走り出してまず感じるのは、クーペの8Cコンペティツィオーネとは異なる乗り味。以前にここバロッコでクーペを走らせた時より、ステアリングに若干重みが増しており、乗り心地も洗練されている感覚を覚える。
特に低速域では路面の凹凸を通過する際に受ける突き上げが抑えられている。これはオープン化によりボディに大開口部がもたらされたゆえ、路面からの入力が上手く逃げるからだ。またステアリングの重みの違いはフロント回りに与えられた補剛によるもの。さらにスパイダーではリアにもハニカム構造のレインフォースが与えられており、オープン化による剛性低下を防いでいる。
クーペモデルがオープン化されて華やかになるのは見た目だけではない。大気と一体になることで、クーペと同じ速度でも体感上は速さを覚えるし、マフラーからのサウンドもキャビンにこもらず空気だけを介し耳に届くため気持が高揚し、走り自体が華やかに感じられる。
エンジンはクーペのものと変わらないが、サウンドが直接耳に届くことで印象ではスパイダーの方が痛快な感覚。またステアリングや各ペダルの操作によって頭をなでる風が変わる点で、クルマを操っていることをリアルに感じる。
もちろん実際の運動においてもクーペとの違いがある。まずブレーキングでは以前よりも確実かつ効きの良い感覚が得られる。もちろんこれはスパイダーがクーペと違いカーボンセラミックブレーキを採用するため。だがそれより違いとして大きいのはコーナリング時の身のこなしである。
常用域+αまでの身のこなしは、スパイダーの方がしっかり感が高い。これはスプリング・レートを前50%/後30%アップした一方、ダンパー・レートはクーペよりもソフトにセットし直した結果で、クーペと比べた時の数値の違いの通り、若干アンダーステア寄りのハンドリングとして躾けられるためである。
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