マーケット概況、2014年も大幅増でスタート!
掲載 更新 carview!
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消費税増税前の駆け込み需要が本格化している国内新車マーケット。2014年幕開けの1月も増加傾向が続いているが、その状況を日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表したデータから読み解いてみたい。
まず国産車、輸入車も含めた総台数は前年同期比29.4%増の49万6091台と50万台に迫り、5カ月連続の2ケタ増となった。1月単月では登録車(軽自動車を除く四輪車)が27.5%増の29万2446台で17年ぶりの高水準、軽自動車は32.1%増の20万3659台で1967年に統計を取りはじめてからの最高記録を更新。このペースが続けば年度末の3月は過去最高だった'07年の27万9675台を上回る可能性も出てきた。
乗用車に限っても登録車が28.0%増の26万4278台、軽乗用車が34.9%増の16万9338台と大幅に増加。景気回復基調に増税前の駆け込み需要が重なった結果ではあるが、'12年後半~'13年前半の低迷がウソのような勢いだ。そしてここまでくると気になるのが'13年度('13年4月~'14年3月)の累計台数だ。'12年度('12年4月~'13年3月)は'12年前半のエコカー補助金効果による販売増の貯金で9.6%増とプラスを保ったが、'13年度は'13年後半以降の追い上げ効果がどこまで発揮されるのか!? 日本の自動車メーカーは決算期が3月だけに、残り2カ月に力を入れてくる可能性は高い。
乗用車のブランド別ではトヨタが19.7%増の11万7427台、次いでホンダが65.9%増の8万8355台、日産が20.3%増の5万9476台、スズキが30.3%増の5万1312台、ダイハツが36.0%増の5万686台、マツダが24.7%増の1万9920台、スバルが5.3%増の1万3417台、三菱が9.2%増の8847台、レクサスが16.8%増の4161台という順。スバルと三菱以外は2ケタ増の伸びで、スズキとダイハツは軽自動車の大幅な伸びが大きく貢献していることは言うまでもない。
V字回復のホンダは軽自動車の伸びもさることながら、登録車の大幅増により日産を上回っている。ちなみにレクサスの増加も注目ポイントで、新型ISやマイナーチェンジを受けた「HS250h」、「CT200h」の台数増に支えられて全般的に伸びてきている。このあたりはアベノミクス効果ともいえそうだ。
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