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ミシュランの新型スタッドレスは磨耗時の劣化を抑える新技術を搭載

摩耗時のアイスブレーキングは約 11.5% 改善

旭川よりも北に位置する士別には自動車メーカーのテストコースが数多く存在するが、真冬は耐寒テストで賑わっている。ミシュランも士別の近くに自前で作ったインドアのアイスリンクを持っている。X-ICE3+もそうだが、最近のスタッドレスタイヤの最大のターゲットはアイスバーン性能だ。試乗会では「VW ゴルフ」に装着したアイスリンクでの比較で、磨耗した時の制動距離が、X-ICE3+はX-ICE XI3比で約11.5%向上していることがわかった。

これは新製品と従来品の比較テストであるが、2つのタイヤは新品の時のアイス制動距離では新製品のX-ICE3+が4.5%短いという向上値なので、X-ICE3+はX-ICE XI3より性能が長持ちするスタッドレスタイヤということになる。この11.5%という数字は重要だ。

次に「日産 リーフ」を使ってアウトドアのアイスリンクを試乗してみた。アウトドアでは外気温や路面温度が影響しやすい。テスト時の外気温はマイナス5度。実は0度近辺のアイスバーンが一番始末が悪いので、そこそこグリップする条件かもしれないが、何度かテストを繰り返すと路面が磨かれ、より滑りやすくなってきた。

だが、X-ICE3+はキュキュキュという音をたてながら確実にブレーキが利く。ABSは作動しているが、路面をしっかりとバイトする(喰いつく)感じが伝わってくる。8の字旋回を試みたがハンドリングも良好で、曲がりながら加速することもできた。

それにしてもEVとスタッドレスの相性がいい。モーターは微妙なトルクをコントロールできるので、エンジン車のようにタイヤに加えられるトルクが荒っぽくなく、しなやかにトルクを与えることが可能だ。トルク変動が少ないモーターはタイヤにも優しいと言えそうだ。

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