【レクサス 新型LX 試乗】ライバルに負けない快適性と洗練度。4人乗り仕様はアルファードに軍配か
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹 102
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹 102
はたして新型LXは十二分にラグジュアリーなSUVとして成立していた。昨年夏、14年ぶりにモデルチェンジしたランドクルーザーは、新開発のフレームシャシーの採用によって、大幅な軽量化に成功しつつ、あらゆる面の剛性を上げることに成功した。
当然その恩恵は新型LXにももたらされており、タイトコーナーが連続するコースをハンドリングの優秀さを感じながら走らせることができた。ボディオンフレーム構造のクルマにありがちな、シャシーと上屋の動きに時間差があるようなロール方向の挙動も気にならないレベルに抑えられている。
ペースを上げても狙ったラインを通過できるため、ならばとどんどんペースを上げてみる。当然あるところでタイヤのグリップが限界となって外へ膨らみ、横滑り防止装置が作動してパワーが絞られるのだが、限界を迎えてもいきなり腰が砕けるわけではなく、あくまで自然なロールを保ちつつタイヤだけが悲鳴を上げ、限界であることを伝えてくる。そうなるのは公道では絶対に試すことのないペースなので、事実上、常にシャシー性能に余裕を感じながら走らせることができる。
わざと片輪をコース端の洗濯板のような縁石にのせて走行してみたが、独立式のフロントサスのみならず、車軸式のリアサスも高い路面追従性を見せ、よくできたモノコックのラグジュアリーSUVにも引けを取らない快適性を保って走行できた。
新たに採用された電動パワーステアリングのフィールも上々。ランドクルーザーの上級グレードが採用する電動操舵アクチェーター付き油圧パワーステアリングもオン・オフを問わず上質なフィールを味わわせてくれたが、LXの電動パワステはもっと軽く、しかししっとりとした上質なステアリングフィールを実現していた。
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