一番売れたクルマは? 2010年・年間ランキング
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今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した12月の販売データからマーケット概況をチェックしていこう。まず輸入車、軽乗用車を含めた国内で販売された乗用車総数は23万9656台で、前年同月比74.5%と4カ月連続のマイナス。ただ下げ幅は前月より4.3ポイント縮小した。2010年の年間合計では421万2267台、前年比107.4%と6年ぶりに前年を上回った。9月にリーマン・ショックに見舞われた2008年の422万7643台と比べても、99.6%とほぼ同レベルまで回復。新車購入補助金制度やエコカー減税といった公的支援策は効果絶大だったわけだ。補助金制度は終了したが、エコカー減税は継続される2011年は、とりあえず前年超えが一つのポイントになるだろう。
輸入車を除く国産乗用車の販売台数は22万1113台(日産マーチ輸入分、軽乗用車含む)で、前年同月比は73.2%。年間合計では402万5858台、前年比107.2%で、特に3ナンバーの普通車が127万525台、前年比124.2%(日産デュアリス輸入分含む。5ナンバー小型車147万668台/前年比101.4%、軽乗用車128万4665台/100.1%)で2ケタ増と好調だった。メーカー合計では、全メーカー12月単月では前年割れだが、年間合計ではスズキを除き、前年比はプラスとなった。
全乗用車の年間ランキングでは、「トヨタ プリウス」が31万5669台、前年比151.1%で2年連続トップ。車名別の統計としては1990年「トヨタ カローラ」の30万8台を抜き、新記録を樹立した。2位は12月単月で僅差のバトルを展開していた「ダイハツ タント」に4000台超の差をつけた「スズキ ワゴンR」で、19万5105台(前年比96.8%)。3位はタントで19万1391台(131.6%)、以下、4位「ホンダ フィット」18万5439台(117.7%)、5位「ダイハツ ムーヴ(コンテ含む)」13万1859台(72.3%)、6位「トヨタ ヴィッツ」12万2248台(103.9%)、7位「トヨタ カローラ(アクシオ、フィールダー、ルミオンの合計)」11万1265台(123.4%)まで年間10万台超となっている。
また輸入車は、12月単月の海外メーカー製のみでは1万7956台、前年同月比96.6%と14カ月ぶりに前年を下回ったものの、年間では18万255台、前年比113.3%と5年ぶりにプラスに転じた。海外メーカーブランド別乗用車ランキングは、12月単月ではBMWが4271台(ミニを除く)で2009年12月以来のトップを奪取。年間ランキングではVW(フォルクスワーゲン)が4万6704台で11年連続輸入車ブランドNo.1を獲得。車名別年間ランキングでもVWゴルフシリーズが2万6075台で8年連続トップとなった。
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