走りのホンダ復活へ! 次世代SH-AWDを試す
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:本田技研工業株式会社
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:本田技研工業株式会社
白銀のコースにずらりと勢揃いした、ホンダの今を代表するモデルたち。N-ONE、N BOX、フィットハイブリッド、CR-Z、CR-V、アキュラのRDXにアクティトラックもある。試乗するのは、広大な研究所の中に作られた、スラロームコースや欧州のワインディングのようなコースだ。とくに注目だったのは、現行モデルのほかに用意された2台で、ホンダが鋭意開発中の新技術を搭載したデモカーである。
1台は、新しい2モーターハイブリッドに採用される予定のパワートレイン技術「スポーツ・ハイブリッド SH-AWD」システムを搭載。これはコーナリングの時に外輪で「+」のトルク、内輪で「-」のトルクを発生させて、車両に最適な旋回力を持たせるというホンダ独自のリアトルク制御によって、これまでにないオン・ザ・レール感覚の走りを実現するというもの。
昨年、ドライ路面で試乗した時に思わず出た感想は、「意外とフレンチ」。これは、もっとガチガチの乗り味かと思っていたら、コーナリングなどがとてもしなやかで、乗り心地は何か堅い物の中でフワッと守られているような、まるでフランスパンのような感覚だったので、出た言葉だった。今回、雪上でスラロームをしてみると、通常なら絶対に曲がりきれない速度と角度でパイロンに向かって行けるのが面白い。それも急に旋回力が上がるような不自然さはなく、ちょっとスノーボードを操るような一体感が新鮮だった。
そしてもう1台は、「Precision All Wheel Steer(プレシジョン・オールホイール・ステア)」という新世代のAWD技術を搭載したデモカーだ。これは左右独立のリアコントロールを含む、前後輪の協調制御によって車両の挙動をスムーズにするというもので、意のままのハンドリングを叶える技術。最終的に狙った効果は前述のSH-AWDと同じものだが、アプローチが違うということだ。
雪上スラロームをしてみると、ブレーキングからのリアの挙動が先ほどよりも少しだけ緩やかで、大袈裟に言うとSH-AWDはリアから先に向きが変わる感覚、こちらはフロントが先に向きを変えてからリアがついてくるというような違いを感じた。ただ、どちらもその操る楽しさは変わらず、ついつい振り回して遊んでしまうほどだった。
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