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6月のマーケット概況 スバルの動向にも注目

ココも気になる!その1

インプレッサ、BRZのヒットで独自路線確立を狙うスバル

 05年にトヨタが筆頭株主になり、提携関係となったスバル。それでも国内販売では05年から3年連続で前年割れが続き、08年にトヨタ、ダイハツ、スバルの3社による提携強化を発表。軽自動車からの撤退やトヨタとのFRスポーツカー共同開発などが話題となったが、その年の9月にリーマンショックが勃発。09年まで5年連続で前年を下回ってしまった。10年は公的支援策の追い風や前年にデビューした「レガシィシリーズ」の健闘で6年ぶりに前年を上回ったが、昨年は大震災の影響で15万8701台、前年比89.8%にとどまった。

 そんな厳しい状況が続いていたスバルだが、11年12月発売の「インプレッサ」がスマッシュヒット。今年は5月時点で「スポーツ」、「G4」合わせて月間販売目標2200台を上回る月平均約2970台が売れた(旧型ベースのWRXシリーズを含めれば月平均約3400台、前年上半期比193.7%)。インプレッサが1.6Lと2Lの5ドア&セダンであることを考えれば、売れ行き好調といっていいはずだ。さらに今年2月で軽自動車の生産を終了(現在販売中の軽自動車はダイハツからのOEM車)したが、3月28日にトヨタとの共同開発車、「BRZ」が発売され、6月末時点で1546台、実質販売期間を3カ月とすると、月平均約515台と月間販売目標450台をクリアする結果となっている。

「BRZ」は海外でも評判が高く、イギリスでは自動車技術専門誌のカー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、5月下旬に発売されたアメリカ市場では6月単月で818台と、すでに日本の6月単月を上回り、アメリカ市場におけるスバル全体の1~6月累計でも16万4404台、前年同期比24.4%増と好調だ。

 今後はインプレッサから独立させる形で、「XV」や「WRX」を投入し、レガシィで好評を博した直噴ターボを「インプレッサ」や「フォレスター」、「エクシーガ」にも展開する予定。スバルならではのクルマ作りが確立できるか、要注目だ。

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