新型R8スパイダーに海外試乗。極めてハードルが低いスーパーカー
掲載 更新 carview! 文:竹花 寿実/写真:Kimura Office
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今回はバルセロナを起点にピレネー山脈方面のワインディング・ロードを抜けて、フランスとの国境近くで地中海側へ出て、再びバルセロナへ戻る、一般道と高速道路を含むルートでニューR8スパイダーの走りを堪能した。果たしてその走りは、期待以上の完成度であった。
ニューR8スパイダーは、ごく低速でも扱い難さとは無縁で、1940mmの全幅さえ注意すれば、街中でも気を遣うことなく、まるで実用セダンの様に走れる。が、ひとたびアクセル・ペダルを踏み込めば、ドライバーの背後で540psと540Nmを発揮する、10気筒の強心臓が咆哮とともにパワーを炸裂させ、凄まじい勢いで1720kgの車体を加速させる。0-100km/h加速は3.6秒、0-200km/h加速は11.8秒、最高速度は318km/hと、まさにスーパーカーそのもので、65kg軽量なクーペと比較してもほぼ遜色ないパフォーマンスである。
ハンドリングも、とても素直である。基本的には弱アンダーステアに躾けられていて、ステアリングを切り始めた瞬間のノーズの反応は、抜群に俊敏というわけではないが、逆に高速道路でもワインディングでも、ミドシップだからといって気むずかしさは全くない。ボディの剛性感は十分以上で、スタビリティも極めて高いので、初めてステアリングを握ったその瞬間から、スポーティなドライビングが楽しめる、極めてハードルが低いスーパーカーと言えるだろう。
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