BMW M5の頂点モデル「CS」の取材成功。コンペティションより600万円以上高いが日本でも早期売り切れの可能性あり
掲載 carview! 写真:Kimura Office 65
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インテリアはハイエンドスポーツセダンとコンペティションマシーンの融合である。ドライバーの正面には12時の位置にマークの入ったアルカンタラ仕上げのステアリングホイール、その背後から伸びるカーボン製のパドル、そしてMスポーツ・ドライブ・ロジックへ誘う真っ赤なMボタンが挑戦的にのぞいている。
このクルマのオーナーが試みると想定されるニュルブルクリンクやホッケンハイムなどのサーキットでのスポーツ走行を考えて、シャーシにはM8グランクーペから高いバネレートのコイルスプリングやスポーティなダンパーセッティングなどが移植された。標準タイヤはピレリのPゼロ コルサで、サイズはフロント275/35R20、リアは285/35R20となっている。
M5CSはドイツで1月末から注文の受付が始まり3月にはデリバリーが開始される。ドイツでの19%の税込価格は昨年発表された「M5コンペティション」よりも5万500ユーロ(約640万円)も高く、18万400ユーロ(約2280万円)となっている。
限定モデルではないものの、受注が始まってから12ヶ月と生産期間が決まっている。それゆえにBMWジャパンも「M2 CS」などのように販売台数を限定する可能性があるので、興味のある方は急いだ方が良いかもしれない。
レポート:Alex Ostern/Kimura Office
※取材記者が独自に入手した非公式の情報に基づいている場合があります
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