プジョーの“今”を検証 買い時モデルを発見!
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:中野 英幸、菊池 貴之(RCZ)
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:中野 英幸、菊池 貴之(RCZ)
プレミアムハッチバックという、日本車がいまだ成し得ないカテゴリーを牽引しているのは、2008年5月に日本デビューした『308』。ワゴンの「SW」、クーペ&カブリオレの「CC」もそろい、プジョーのミドルレンジを彩っている。当初はトランスミッションが4ATだったことで、辛口な評価を受けることもあったが、2010年6月に待望の6ATへの移行が完了。とともに、好評の1.6リッター直4ツインスクロールターボエンジンが欧州の排ガス規制ユーロ5に対応し、最高出力も140psから156psにアップしている。
最新の308に搭載された6ATは、アイシン製の第2世代。実は2009年の東京モーターショーに出展されていたATで、ブランドとしての出展を見送ったプジョーは「これから搭載するパーツの一部だけは、ここにあります」と意味深な発言をしていたものだ。それだけに、いよいよキタという期待感いっぱいに、乗り込んでみる。
個人的に最も好きな「308CC」。シートやドアインナーはもちろん、ダッシュボードまでワイン色のレザーに包まれた「308 グリフ」のドアを開ける。このインテグラルレザーというインテリア素材は、ハッチバックの「308 シエロ」にも受注オプションとして設定されることになった。
少しだけカジュアルさを残しながらも、しっとりと走り出す感じがとても“気分”。ステアリングにも適度な重みがあり、ブレーキングしてステアリングを切って、また戻すという一連の操作がエレガントにできるクルマだ。そして加速感ときたら、もうどこからでも死角なし、といえるほど。一カ所、70km/h近辺では少しだけ振動が出たけれど、そのほかは本当になめらか。以前はちょっとカタいかな、と思えた足までが、“カタやわらかい”とでも言おうか。コーナーを抜ける時に、とくにそう感じられる。これでCCのプレミアムは価格据え置き、そのほかは軒並み20万円以上の価格ダウンとは、今最もバリューなプレミアムモデルじゃないだろうか。
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