メルセデス・ベンツ日本は1月7日、ミドルサイズSUV「GLC」に、プラグインハイブリッドモデル(PHEV)の「GLC 350 e 4MATIC」を追加し、同日から予約注文の受付を開始した。
GLCは「Cクラス」をベースとしたDセグメント(コンパクト~ミドルクラス)のプレミアムSUV。現行モデルは2015年に登場し、一昨年にはフェイスリフトを含む大がかりなマイナーチェンジにより商品力をアップしている。今回の新世代PHEVは既に昨年4月、派生車種「GLCクーペ」に設定されており、9か月程遅れて本家GLCにも最新の電動化が施される運びとなった。
GLC 350 e 4MATICのパワートレーンは、最高出力211PS、最大トルク350Nmの2.0L直4ターボガソリンエンジンにモーターを組み合わせたもの。一世代前のPHEVシステムに比べ蓄電容量がアップした13.5kWhリチウムイオンバッテリーの採用によりモーターアシストが向上し、システム総合では320PS/700Nmを発生する。しかも、130km/hまでならモーターのみでの走行が可能で、その場合の航続距離も46.8kmを達成しているから、街乗りだけなら完全なEVとしての使用もできそうだ。
充電装置は6.0kW(30A)対応の交流普通充電器本体が無償提供されるほか、設置にかかる費用もメルセデス・ベンツ日本が10万円をサポートするという。さらに、新車登録日から6年間または総走行距離10万km到達時のいずれかまでバッテリーを無償で交換または修理する特別保証も用意され、電池寿命への不安にも配慮する。
効率的な走行のための装備としては、「インテリジェントアクセルペダル」を採用。モーターのみでの走行時、これ以上アクセルを踏むとエンジンを始動するという限界点でペダル抵抗を増してドライバーに知らせる「プレッシャポイント機能」により、自然と燃費を改善してくれる。ほかにも、「ハイ・メルセデス」で起動する音声認識機能「MBUX」や、最新世代の安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」などが標準装備となる。
GLC 350 e 4MATICの税込価格は899万円となり、ステアリング位置は右のみ。顧客への納車は本年4月以降に開始されるとのことだ。
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