ディーゼル縮小の動きが加速
text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
マツダは、大型セダン/ワゴンの「6」のディーゼルモデルの欧州における生産を今月で終了する。
欧州では自然吸気ガソリン車のみに移行する。
長らく使用されてきた2.2Lディーゼルは、今後ますます厳しくなる排出ガス規制に対応するために再開発が必要になると考えられている。そのために必要な投資は、現状の販売台数では賄えないだろう。
しかし、マツダの英国の広報担当者によると、ディーゼルモデルは年末まで在庫があるという。
近年、多くのメーカーがディーゼルモデルのラインナップを縮小したり、完全に廃止したりしている。この動きは特に商用車市場で顕著であり、ユーザーは化石燃料ではなく、プラグイン・ハイブリッドやEVを選択するよう強く奨励されているためだ。
マツダはSUVのCX-5に2.2Lディーゼルを設定しているが、これも近く廃止されるかどうかは不明だ。2019年に発売された「3」には、ディーゼルの経済性とガソリンの魅力を兼ね備えたディーゼルエンジン「スカイアクティブX」が搭載されている。
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みんなのコメント
他社同様、すでに尿素SCRシステムが付いています
つまりマツダは尿素の力を使っても欧州規制をクリアできなかったのです!
マツダ特有の低圧縮比ディーゼルの宿命で、一般的な高圧縮比ディーゼルより
どうしても軽油の不完全燃焼による燃えカス(カーボンスス)が残りやすくなるので、
欧州の厳しい排ガス規制をクリアできなかったのでしょう
結局マツダの後処理無しの低圧縮比ディーゼルは、
排ガス規制がユルい日本だけでしか通用しないエンジンですよ
マツダのなんチャラXは代用品としては落第。
技術が乏しいからデザインを前面に出して必死だったが、お先真っ暗だ。