快適で日常的に乗れるグランドツアラー
text:John Evans(ジョン・エバンス)
translation:KENJI Nakajima(中嶋健治)
1994年、AUTOCARはポルシェ968クラブスポーツを高く評価した。装備品を省略して50kgの減量化を図り、シャシーは標準の968より引き締められたていた。甘美なハンドリングマシンだった。
当時は長期テスト車として、数ヶ月を掛けてじっくり試乗したが、返却の日が残念でならなかった。
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みんなのコメント
それなのに944からの使い回し感が強すぎて、どうにも割高感が出て不人気だった。
CSに関してはハンドリングマシンと言うよりは、実に模範的でありながら楽しめる高次元でバランスが取られたクルマだった。
FRの楽しさとFRゆえの怖さ、こういうのをちゃんと教えてくれる。
デザインが個人的には大好きだった。
現代の基準からしたら絶対的なパワー不足とミッションがATではパワートレインとしては面白くはなかったが、やはりハンドリングと、ブレーキ、そして何よりスポーツカーに乗っている、という感じが素晴らしかった。
ただ、パワー不足のエンジンだったが、トルク感は4気筒3Lというビッグボアから来る素晴らしいものあり、気持ちは良い車。剛性感はやっぱりポルシェ。911乗りからしたら大したことないんだろうけど、おそらくほとんどの人が乗ってみればわかるさすがFRでもポルシェって車だよ。
今でも程度が良ければ乗りたいが、もうほとんど日本には履歴のわかる程度の良い車が存在しないのと、例のトルクチューブが手に入るのかどうか。