110周年を迎えたブガッティの次なる戦略とは?
傑出した性能をもつハイパースポーツ、世界速度記録更新、素晴らしい110周年記念式典・・・。
ブガッティのステファン・ヴィンケルマン会長、2020年にいくつかのサプライズを予告
2019年はフランスのハイパースポーツカーブランド「ブガッティ」にとって非常にエキサイティングな1年となった。 創業110周年を迎えた同社は、今や最も深い歴史をもつ自動車メーカーのひとつとなっている。そして、この記念すべき1年、同社はいくつものスペシャルエディションを世に送り出した。
そして、ブガッティ・オートモビルズのステファン・ヴィンケルマン会長は「2019年は、傑出したハイパースポーツを開発することができました」と、振り返った。
Bugatti Chiron “110 ans Bugatti”
ブガッティ シロン スポーツ “110 ans Bugatti”
2019年に送り出された多くの“スペシャルエディション”
フランス発を強調し、110周年を華々しく祝った「シロン スポーツ “110 ans Bugatti”」。自動車におけるオートクチュールとは何かを示し、美しく価値あるグランツーリスモを現代に蘇らせた「ラ ヴォワチュール ノワール」。そして、夏には1990年代のアイコンであるEB110へのオマージュである「チェントディエチ」などのスペシャルエディションがデビューを飾った。
8月にはシロンによる量産車初の時速300マイル(490km/h)突破の世界速度記録樹立を受けて「シロン スーパースポーツ 300+」も登場している。
「これこそ、エンジニアリングの並外れた偉業です。ブガッティは、この速度記録によって我々の力を再びアピールすることができました。量産メーカーが発売した車両が、これだけの高速記録を打ち立てたことは前代未聞なのです」と、ヴィンケルマンは胸を張る。
Bugatti Divo
ブガッティ ディーヴォ
シロンをベースにしたディーボのデリバリーがスタート
「このようにブガッティの功績を振り返ることを誇りに思っています。それと同時に目的と喜びをもって、輝かしい未来を楽しみにしているのです。2019年、ブガッティは生産台数を増加し、さらにカスタマイズされたシロンをお客様に送り出すことができました。2020年はコーナリング性能を追求したハイパースポーツのディーヴォの1号車がモルスハイムのファクトリーからラインオフされる予定です」と、ヴィンケルマン。
コーチビルディングの手法により、ブガッティはユニークなデザインやテクノロジーをもった車種を展開。シロン スポーツをベースにコーナリングマシンとしてのキャラクターを強めたモデルとして開発されたディーヴォは、エアロダイナミクスを最適化し、大型のリヤウイングを装備。40台が限定生産され、すでに予約の段階でソールドアウトした。
一方、シロンの生産は2021年末までを予定しており、500台の予定生産台数のうち100台分が予約可能となっている。
Bugatti Chiron Super Sport 300+
ブガッティ シロン スーパースポーツ 300+
ブガッティ・ファンに嬉しいサプライズを用意か
「私たちは革命的な時代を生きています。ブガッティは世界で最高のクルマを開発するという哲学に忠実であり続けるため、2020年もハイパフォーマンスモデルを発表する予定です」と、ヴィンケルマンは、2020年もさらにアグレッシブなニューモデルや限定車の展開を約束している。
2018年からブガッティはCO2ニュートラルに配慮した車両の開発も行っており、それはカスタマーの使用条件だけでなく、テストも含めたすべての走行が含まれている。
「この取り組みによって、私たちは何世代にもわたって責任を負い、将来にわたってブガッティを持続可能な自動車メーカーとして存在させることができます」
すでに、様々なメディアやパパラッチにより、2020年にデビューすると言われるブガッティのニューモデルが予想されている。実際、ファンの熱い想いもブガッティ本社に届いているという。しかし、現時点でヴィンケルマンは2020年の具体的な新車投入計画を明らかにしなかった。
「私が言えるのはこれだけです。2020年にも、いくつかの興味深いサプライズを用意しています。いくつかのアイデアを温めつつ、この伝統的なブランドの未来に取り組んでいく予定です」
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