安全機能充実の最上級グレード「P Edition」追加
三菱自動車工業は、オールラウンドミニバン『デリカD:5(ディーファイブ)』に、前進時の誤発進抑制機能を追加し、全グレードをサポカーSワイドに該当させるなど一部改良を実施。また、予防安全技術「e-Assist」に後側方車両検知警報システムなどを追加した最上級グレード「P Edition」も新設定。全国の系列販売会社を通じ販売を開始した。
新車への義務化が進む衝突軽減ブレーキ 高齢者の踏み間違い事故減少に繫がるか?
今回の一部改良では、まず全グレードがサポカーSワイドに該当する仕様変更を実施。具体的には、衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM」、車線逸脱警報システム「LDW」、レーダークルーズコントロールシステム「ACC」、オートマチックハイビーム「AHB」といった安全かつ快適なドライブをサポートする独自の予防安全技術「e-Assist」に加え、前進時の誤発進抑制機能を追加している。
また、助手席ドア、助手席側スライドドアと連動し自動で展開・収納する電動サイドステップを新たに標準装備(「G」及び「M」グレードを除く)。乗降性の向上を計り、子供から高齢者まで幅広い年齢層に対するスムーズな乗り降りを可能としている。
さらに、モダンで洗練されイメージの「デリカD:5 URBAN GEAR(アーバンギア)」に、最上級グレード「P Edition」を新たに設定している。
このグレードは、「G-Power Package」をベースに、誤発進抑制機能が今回追加された前述の予防安全技術「e-Assist」に加え、後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)「BSW/LCA」、後退時車両検知警報システム「RCTA」といった機能を追加した仕様。
またマルチアラウンドモニター付きの自動防眩ルームミラーも標準装備し、さらなる安全や快適な運転をサポートする仕様となっている。
今回のマイナーチェンジにより、グレードは全7タイプとなり、価格(税込)は391万3800円~447万2600円だ。
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