ミニ・コンバーチブル:雨警告機能
カスタマイズに関して、ミニは自らをエキスパートだと見なしているのであり、もちろん、それだけの余裕があればだが、すべてのモデルでオーナーを満足させるだけの豊富なオプションが用意されている。
なかでもオープントップモデルはドライバーを楽しませることに重点を置いており、出来るだけトップを下ろした状態で走行して欲しいと願っているからこそ、このオプションの出番となる。
幌を下ろした状態で出かけようとすると、クラウド(お天気の雲ではない)にアクセスして、雨に遭遇する可能性があればドライバーに注意を促してくれるのだ。
このオプションは1620ポンド(22万6000円)のナビゲーションシステムパックに含まれており、例えクルマから離れていてもアプリがドライバーに雨の危険を知らせてくれる。
メルセデスSクラス:ヒーター付きアームレスト
気温の低い朝にはほとんどのドライバーが有難く思うシートヒーターだが、いまでは広く普及している。
だが、ヒーター付きアームレストというのはどうだろう?
比較的新しい発明であるこのオプションだが、2014年、Sクラスに搭載されて登場しており、いまや他のハイエンドなメルセデスや、ロールス・ロイスでも選択できるようになっている。
Sクラスの場合、このオプションは2295ポンド(32万円)のウインターパッケージの一部となるが、その他にもヘッドアップディスプレー、ヒーター付きステアリングとヒーター付きウインドスクリーンが含まれている
シトロエンC4:エアフレッシュナー
最近ではシトロエンも真面目になってしまったかも知れないが、それでも彼らの独自性は失われていない。
このC4が登場したときの特徴のひとつが固定式センターパッドを持つステアリングであり、もうひとつがオーナーが好みの香りを楽しむことのできるこのエアフレッシュナーだった。
交換用カートリッジも用意され、そのなかには「パシフィック・シーブリーズ」という名の香りも存在していた。
ジャガー&ランドローバー:アクティブキー
このオプションは素晴らしい発明と言えるだろう。
海で泳いだりセーリングをしたり、サーフィンを楽しむとき最後に問題になるのはクルマのキーであり、もしクルマの近くに残したままにすれば、そのまま盗難にあうかも知れない。
ジャガーがRFID技術を利用したリストバンド型のこのアクティブキーは、防水性と対候性を備えている。
このオプションはほとんどのJLR製モデルに用意されており、ジャガーFペイスやEペイス、それにディスカバリー・スポーツを除くすべてのランドローバーで選択可能だ。
ミニ・コンバーチブル(2代目):オープンメーター
すでにご紹介のとおり、ミニは可能な限りオープンエアを楽しんで欲しいと思っているのであり、そんな時こそ、このオプションのオープンメーターが活躍する。
回転計の横に配置されオープンにしていた合計時間を表示することの出来るこのメーターは、2009年デビューの2代目ミニ・コンバーチブルで採用されたものだ。
ミニオーナーの間では、インターネットのフォーラムを舞台にこのオープンメーターが表示する時間の長さをめぐる静かな戦いが繰り広げられているが、おそらく楽しいものに違いない。
登場当時のオプション価格は115ポンドというものだった。
ポルシェ911:レザー張りエアベントスロット
ドイツメーカーはさまざまにカスタマイズ可能なオプションによって、ドライバーを喜ばせることで知られている。
もし、ポルシェの新車を手に入れて、樹脂製パーツの多さにうんざりするのなら、約800ポンド(11万2000円)でレザー張りのエアベントを選択することも可能だ。
ボルボS80 & V70:心拍センサー
このオプションが素晴らしい発明なのか、それとも単に奇妙なだけなのかよくわからないが、ともかくご紹介しよう。
2006年から2015年にかけてのボルボでは、車内で心拍の存在を検知した時に赤く点滅する特別なキーがオプション設定されていた。
このオプションは、出来れば出会いたくはないが、ドライバーがドアロックを解除した後、クルマに乗り込む前に、不審者が先にキャビンに忍び込んだ場合に備えたものだった。
750ポンドのセキュリティーパックに含まれており、キーレスのオプションも設定されていた。
他の自動車メーカーではこうした事態に備えて、集中ドアロックで開錠されるのは運転席側ドアだけにしているが、こちらのほうがよりシンプルな方法と言えるだろう。
だからこそ、ボルボもこのオプションを廃止したのかも知れない。
ホンダCR-V:電動シャワー
1997年に初代CR-Vが登場した時、ホンダはこのコンパクトSUVのライフスタイル面における魅力をアピールしていた。
その結果、冷蔵庫はさておき、選択可能なオプションのひとつがこのトランク内に設置された12V電源で稼働するシャワーだった。
主に泥だらけのブーツが洗浄できるように考え出されたものだったが、巨大な温水タンクが必要になるにもかかわらず、このオプションを使ってキャンプで暖かいシャワーを浴びようとした家族はひとつではないだろう。
テスラ:バイオウェポン・ディフェンスモード
もしあなたが核や細菌兵器による攻撃を真剣に恐れていたり、もしくは単に内燃機関を積んだクルマがまき散らす汚れた空気を忌み嫌っているのであれば、このテスラがオプション設定しているバイオウェポン・ディフェンスモードはまさにあなたのためのものだ。
ほぼすべての汚染物質を除去するこのオプションについて、テスラでは「車内にいれば軍事レベルのバイオアタックにも生き残ることができる」と主張している。
この2500ポンド(34万9000円)のオプションはモデルSとモデルXで選択することができる。
もし、生物兵器の脅威が無くともこのオプションは役に立つことが証明されている。カリフォルニア州に住むテスラオーナーたちは、2018年に発生した山火事の際、このオプションが煙をシャットアウトしてくれたと言う。
バイオウェポン・ディフェンスモードはプレミアム・アップグレードパッケージに含まれており、イーロン・マスクはテスラの主張を裏付けるものとして写真のデータを公表している。
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