MINI Cooper SE
MINI クーパー SE
MINI初のフルEV「クーパー SE」、ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェを走行
“ワンペダルドライブ”でノルトシュライフェをアタック
MINIブランド初の市販フルEV「クーパー SE」が、ドイツ・ニュルブルクリンク・サーキットのノルトシュライフェ(北コース)を走行した。コクピットに備えられたトグルスイッチによって回生ブレーキのレベルを2段階に設定可能なクーパー SEはワンペダルドライブが可能だが、今回は“グリーンヘル”をノーブレーキで周回する挑戦を行った。
1周20.8kmのニュルブルクリンク北コースは、これまでモータースポーツにおける歴史の舞台となってきた。北コースを“グリーンヘル”と名付けたのは、3度のF1チャンピオンに輝いたジャッキー・スチュワートだ。F1や24時間レースだけでなく、多くの自動車メーカーがパフォーマンスを磨くテストトラックとしても使用されている。
通常このコースでのテストに掲げられる命題はスピードであり、ラップタイムだろう。しかし、クーパー SEには異なる種類の試練が与えられることになった。燃費を重視したグリーンモードで、ブレーキを踏むことなく20.8kmを走りきること。つまり、最大限の効率と最高レベルの回生が必要とされるチャレンジだ。
2段階に設定可能なクーパー SEの回生ブレーキ
クーパー SEはドライバーが回生レベルと減速効果を任意で設定できる、BMWグループでは最初の電動モデルとなる。選択したモードに応じて、ドライバーがアクセルペダルから足を離すと回生システムが作動し、電気モーターが容量32.6kWhのリチウムイオンバッテリーに電気エネルギーを充電する。
センターコンソールのスイッチパネルに備えられたトグルスイッチを切り替えることでドライブモードをグリーンモードからグリーン+モードへと変更することも可能。このモードを選択すると、さらにエネルギーを節約するためにエアコンディショナーとシートヒーターが無効となる。
ブレーキの制動力ではなくモーターによる回生のみで減速し、クーパー SEはニュルブルクリンクに待ち構えていたカラツィオラ・カルーセル/ベルクヴェルク/フルークプラッツといった名物コーナーを走行。ステアリングを握ったドライバーは、EV独特のドライビングを求められた。
回生ブレーキを効率的に使うための減速
今回、スポーツカーのようなメリハリのあるドライブではなく、回生ブレーキをいかに効率的に使えるかが鍵となった。急激な減速ではなく、コーナーリングの前にいかにゆっくりと減速できるか。こうすることで貴重な電気エネルギーを余すことなく活用できる。
クーパー SEが挑戦したニュルブルクリンクでのサーキットアタックは、日常レベルでのドライブにも楽しみを提案する。クーパー SEのコクピットに搭載されている5.5インチ・カラーディスプレイには、走行時の回生状況をインタラクティブに表示。一般道でのドライブでも回生エネルギーを効率的に活用することで、より航続距離を伸ばすことが可能となる。
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