日産自動車は9月24日、アラブ首長国連邦の首都アブダビで、フラッグシップSUV「パトロール」のマイナーチェンジモデルを公開した。
日産の本格SUV「パトロール」は、かつて日本でサファリの名で販売されていた本格SUV。1951年に登場し、かつて「トヨタ ランドクルーザー」と国産クロカンの頂点を競った同モデルは、現在は海外専売車として中東を中心に高い人気を博している。
今回、引き続き需要の中心となるであろう中東アブダビで発表された2020年モデルは、ブーメランシェイプのLEDヘッドライトやブランドアイデンティティのVモーショングリルからなる新たなフロントフェイスを採用。リアエンドのコンビネーションランプも形状の変更を受け、日産ブランドとしては初めてシーケンシャルタイプのターンシグナルを装備している。
インテリアでは、センターコンソールのインフォテイメントシステムが「Apple CarPlay」や「Android Auto」に対応するデュアルディスプレイタイプとなったほか、シートにはダイアモンドキルトのレザー表皮が奢られ、ステアリングホイールもハンドステッチ入りの新デザインとなっている。また、ノイズ対策の充実により、キャビンの遮音性が向上。中東の気候で重視されるエアコン性能も一層の強化が図られている。
パワーユニットには4.0L V6(275馬力/394Nm)と5.6L V8(400/馬力560Nm)のガソリンエンジン2種が用意され、クラストップの高出力をうたう。うちV8モデルの足回りには、オン・オフ性能を引き上げるハイドロリック・ボディモーション・コントロールがオプションで装着可能だ。加えて、歩行者検知機能付エマージェンシーブレーキや前方衝突予測警報などドライビングアシスト機能もより充実した。
さらにパワフルかつラグジュアリーに進化したパトロール2020モデル。高級SUVマーケットは日本でも活況だから、国内導入の再開も期待したいところだ。
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